まず始めに、10月2日からおよそ1カ月入院することになりました。「ブログ」ともしばらくお別れになりますが、出来るだけ早く戻って来たいと思っています。よろしく。
さて、安倍政権発足について、世界はどんな反応をしているかを知りたいと思い、大手紙を調べたもののほとんど掲載されていません。わずか「しんぶん赤旗」だけとはなんとも情けない話かと思います。
昨日と今日、掲載されていたので、まずは昨日の分から転載します。
1 イギリス【ロンドン=時事】 「哀悼表現 他にもある」
27日付の英紙タイムズは社説で、安倍内閣発足を受け『過去倭ごまかさず、毎年の靖国神社参拝で中国を愚弄(ぐろう)せずに」戦争の犠牲者へ哀悼の意を示す方法はあるとして、安倍晋三首相は東アジア諸国との関係を悪化させない方法を見つけなければならないと強調しました。
社説は、「過去の(歴史)問題に正直にきめ細かく対応することで日本の潜在能力を引き出す歴史的チャンスがある」とも論じました。
2 ドイツ【ベルリン=中村美弥子】 「愛国主義教育への懸念」
26日に発足した安倍内閣について独メディアは、平和憲法が開廷され、愛国主義教育が強化されることになりそうだと報じています。
ウェルト紙27日付は安倍氏について、『日本の軍国主義の過去に無批判である。日本の戦争犯罪に対する謝罪を認めないだけでなく、東京裁判の正当性さえ疑問視している」と紹介。戦犯をまつる靖国神社に何度も参拝し、北朝鮮に対する強固な態度で政治のスターになった安倍氏のもとで、愛国主義教育が強化される恐れがあると懸念を表明しています。
公共ARDテレビは26日のニュースで、「安倍氏は平和憲法を変えようとしている。今後、自信に満ちた役者として日本倭安全保障の舞台に登場させることを狙っている」と報じました。
3 韓国 「“強い日本”に対する執着 」
26日発足した安倍新政権について韓国メディアは、「強行保守人士、全面布陣(京郷新聞26日付)などと警戒感を強めています。
朝鮮日報(電子版27日付)は論説委員名のコラムで「昨日発足した安倍内閣は保守的な色彩が強い顔触れとなった」と指摘。「慰安婦」問題などで暴言を繰り返してきた麻生外相の留任や、歴史教科書を「自虐史観」と攻撃してきた中川昭一氏の政調会長起用に言及し、「今後も韓日関係は順風満帆というわけにはいかなそうだ」と述べました。
小泉政権によって行き詰った日韓関係の改善につながるとの期待もある一方で、韓国日報社説(27日付)は「今まで彼(安倍氏)が見せた姿は期待より憂慮を起こさせる」と述べました。
同紙は、「最も大きな憂慮は彼自身の歴史認識と“強い日本”に対する執着だ」と指摘。安倍氏の憲法改定や1995年の村山談話に対する発言に触れ、「このような歴史観をそのまま押し通せば、韓中両国との溝が深まるばかりか、米国との対立にぶつかる」と警告しました。
4 中国【北京=菊池敏也】 「カギは実際の行動だ」
中国の新華社通信は26日、安倍晋新内閣の発足について「新首相は内政、外交の試練に直面」と題する論評を伝え、安倍氏が首相就任後に直面する三大試練として①アジアの隣国との関係改善②国内の社会格差の縮小③財政再建 ― を挙げました。
論評は、安倍氏が中韓両国訪問に意欲を意欲を示していることを紹介し、「最大のカギとなるのは実際の行動だ」として、靖国参拝問題での安倍氏の出方を見守る姿勢を示しました。
また、「安倍氏は歴史認識と靖国神社参拝問題で『あいまい』戦略をとり、村山談話の軽症、侵略戦争の歴史的評価と戦争責任の認定で言葉を濁している」と指摘しました。
5 レバノン【ベイルート=松本眞志】 「 日本の“新保守主義者”」
アラブ首長国連邦のアルハリージ紙20日付は、レバノン大学教授のマスード・ダヘル氏による安倍晋三氏に関する論評を掲載しました。「 日本の権力の座にある『新保守主義者』」と題する論評で同氏は、安倍氏の政治姿勢とその特徴について、次のように紹介しています。
①アジアにおける日本のイメージと利益を損ねるとの反対があるにもかかわらず米国とあらゆる分野での関係を促進する点で小泉首相の後継者だ②中国や韓国などアジア諸国が反対している小泉前首相の靖国神社参拝を手本にしている③現在を、日本がアジアで政治、経済、軍事、文化のあらゆる分野で主導権を復活させる歴史的好機とみている④戦力の保持と海外での軍事行動への参加を禁じた日本国憲法第9条を変える試みを進めている。
さて、安倍政権発足について、世界はどんな反応をしているかを知りたいと思い、大手紙を調べたもののほとんど掲載されていません。わずか「しんぶん赤旗」だけとはなんとも情けない話かと思います。
昨日と今日、掲載されていたので、まずは昨日の分から転載します。
1 イギリス【ロンドン=時事】 「哀悼表現 他にもある」
27日付の英紙タイムズは社説で、安倍内閣発足を受け『過去倭ごまかさず、毎年の靖国神社参拝で中国を愚弄(ぐろう)せずに」戦争の犠牲者へ哀悼の意を示す方法はあるとして、安倍晋三首相は東アジア諸国との関係を悪化させない方法を見つけなければならないと強調しました。
社説は、「過去の(歴史)問題に正直にきめ細かく対応することで日本の潜在能力を引き出す歴史的チャンスがある」とも論じました。
2 ドイツ【ベルリン=中村美弥子】 「愛国主義教育への懸念」
26日に発足した安倍内閣について独メディアは、平和憲法が開廷され、愛国主義教育が強化されることになりそうだと報じています。
ウェルト紙27日付は安倍氏について、『日本の軍国主義の過去に無批判である。日本の戦争犯罪に対する謝罪を認めないだけでなく、東京裁判の正当性さえ疑問視している」と紹介。戦犯をまつる靖国神社に何度も参拝し、北朝鮮に対する強固な態度で政治のスターになった安倍氏のもとで、愛国主義教育が強化される恐れがあると懸念を表明しています。
公共ARDテレビは26日のニュースで、「安倍氏は平和憲法を変えようとしている。今後、自信に満ちた役者として日本倭安全保障の舞台に登場させることを狙っている」と報じました。
3 韓国 「“強い日本”に対する執着 」
26日発足した安倍新政権について韓国メディアは、「強行保守人士、全面布陣(京郷新聞26日付)などと警戒感を強めています。
朝鮮日報(電子版27日付)は論説委員名のコラムで「昨日発足した安倍内閣は保守的な色彩が強い顔触れとなった」と指摘。「慰安婦」問題などで暴言を繰り返してきた麻生外相の留任や、歴史教科書を「自虐史観」と攻撃してきた中川昭一氏の政調会長起用に言及し、「今後も韓日関係は順風満帆というわけにはいかなそうだ」と述べました。
小泉政権によって行き詰った日韓関係の改善につながるとの期待もある一方で、韓国日報社説(27日付)は「今まで彼(安倍氏)が見せた姿は期待より憂慮を起こさせる」と述べました。
同紙は、「最も大きな憂慮は彼自身の歴史認識と“強い日本”に対する執着だ」と指摘。安倍氏の憲法改定や1995年の村山談話に対する発言に触れ、「このような歴史観をそのまま押し通せば、韓中両国との溝が深まるばかりか、米国との対立にぶつかる」と警告しました。
4 中国【北京=菊池敏也】 「カギは実際の行動だ」
中国の新華社通信は26日、安倍晋新内閣の発足について「新首相は内政、外交の試練に直面」と題する論評を伝え、安倍氏が首相就任後に直面する三大試練として①アジアの隣国との関係改善②国内の社会格差の縮小③財政再建 ― を挙げました。
論評は、安倍氏が中韓両国訪問に意欲を意欲を示していることを紹介し、「最大のカギとなるのは実際の行動だ」として、靖国参拝問題での安倍氏の出方を見守る姿勢を示しました。
また、「安倍氏は歴史認識と靖国神社参拝問題で『あいまい』戦略をとり、村山談話の軽症、侵略戦争の歴史的評価と戦争責任の認定で言葉を濁している」と指摘しました。
5 レバノン【ベイルート=松本眞志】 「 日本の“新保守主義者”」
アラブ首長国連邦のアルハリージ紙20日付は、レバノン大学教授のマスード・ダヘル氏による安倍晋三氏に関する論評を掲載しました。「 日本の権力の座にある『新保守主義者』」と題する論評で同氏は、安倍氏の政治姿勢とその特徴について、次のように紹介しています。
①アジアにおける日本のイメージと利益を損ねるとの反対があるにもかかわらず米国とあらゆる分野での関係を促進する点で小泉首相の後継者だ②中国や韓国などアジア諸国が反対している小泉前首相の靖国神社参拝を手本にしている③現在を、日本がアジアで政治、経済、軍事、文化のあらゆる分野で主導権を復活させる歴史的好機とみている④戦力の保持と海外での軍事行動への参加を禁じた日本国憲法第9条を変える試みを進めている。
お顔も知らない方ですが、何かもう親しい友人という感じです。ブログ友達ね。これからも色々教えてくださるよう、お願いしておきたいと思います。
かえりを待っています
病気の詳細については、27日付の「落石」さんの投稿の中の、「平 和平」さん宛てのコメントで述べました。
これまでの人生で3回殺されかかった経験があります。そのうち2回は「名古屋大空襲」ですが・・・・。
そんなこともあってか、医者から宣告された時も、立ち会った妻がびっくりするぐらい、不思議に落ち着いた気持ちでした。
“もともと生命は大地(海をも含めた広い意味での大地です)から生まれたものだ。いずれは大地に戻るであろう”というのが、私流の考えでした。今もその考えに変わりはありません。
“じゃあ、行って来るよ”と言うつもりです。
でも、ブログに参加出来ないのは悔しいですね。早く戻れるよう努力します。
もう一度、励ましのお言葉、有難う御座いました。
しかし、何事にも冷静に対処される方のようですから、一ヵ月後には必ずブログでお会いできると確信しています。
あるいはもっと早く復帰されるのではないかと、本気で願っています。