サッカーで、今まではビッグゲームでの活躍など見るべきものの無い久保建英が、どうしてあれだけマスコミ種になって、騒がれているのか。その「止める蹴る」や「柔らかいプレー」など天才は明らかだが、FC東京でもレアルに行っても、U24代表でさえ、まだほとんど実績の無い久保が。これは一時以来の本田と同じ現象。本田の実績は外国2部の年間MVPだけで、他はロシアでその才能を浪費された上に怪我に悩まされて、移籍金無しでミランへ行った時には膝が悪くて昔のようにはもう走れなくなっていた。それで何故今でもまだ「本田、本田」なのか。サッカー自身の内容として中身の薄いこれらは、まるで「久保、本田」バラエティー報道ではないか。これを一言で言えば、マスコミ種として作る一つの虚像なのである。もっと言えば、野球マスコミ界の陰謀。どんな陰謀か、先ずその方針を箇条書きにしてみたい。
・サッカーに興味を持ち始めた人を、外国サッカーに、外国籍の日本人選手に目を向けるようにさせ、Jリーグから切り離すこと。本田や久保にだけ目を向けるような、サッカーファンならぬサッカーバラエティーファンを増やすのも大歓迎する。
・外国サッカーとJリーグとは常に分けて報道してきた結果、同じ日本人サッカーファンでも外国ファンとJファンとにくっきりと分かれるという現象を作り出すこと。
・こうして、日本マスコミは全体として、Jリーグ人気が出ないようにと振る舞ってきた。これはちょうど、野茂英雄がアメリカに渡るのを日本プロ野球界・日本マスコミが猛反対していたころに、大リーグ人気が出ないように振る舞ったのと同じやり方なのである。
残念なことだが、サッカーファンにはこうお勧めしたい。久保を観るなら、Jを観ましょう。外国サッカーを観るならやはり、Jを観ましょう。(野球中心)マスコミのスポーツ戦略に乗ってはいけません。ただ、サッカーファンなら、Jリーグ百年構想にあるように全てのスポーツを大事にするよう、野球も愛してほしいもの。ただ野球を愛するということと、日本プロ野球を愛するということとは同じではありません。日本プロ野球は、上に観るように非常な「日本プロ野球エゴ」で成り立っています。だからこそ先日あったように、サッカーゲームに元巨人有名選手が顔を出すと、たちまち大騒ぎになるほど。実に奇妙な日本スポーツ界になっています。
これも多分、電通が方針を作り、音頭を取って進めてきた日本スポーツ報道方針だ。と、これは僕のエビデンスの無い推察にすぎませんが。
マスコミは視聴者のもののはずです。
『 前々から感じていますが、日本人は久保建英を特別視し過ぎです。和製メッシなんていう見出しを付ければ新聞が売れて、視聴率も稼げると判断するのでしょうが、そんなレベルの選手じゃない。日本メディアの軽薄さを嫌でも目にしますね。
アルゼンチンみたいな強豪と対戦したら、並み以下であることが今回ハッキリしたでしょう。アルゼンチン人から見たら、特に印象に残らない選手です。ボールを持っても、怖さが全くありません。
まだ19歳ですから、あまり飛び級させずに2歳上くらいの代表チームでキャリアを積ませ、結果を出してから引き上げるべきですよ。今、スペインで大活躍しているのなら別ですが……。日本人のなかでは確かに上手い方でしょうが、無理に造られたスターという感が拭えません。』
まで19歳と言っても、本日エントリー、フランスのムバッペと比べてみたら良い。ムバッペは同じ19歳で、ロシアW杯優勝の立役者になった。このアルゼンチンコーチは「マスコミが作りすぎの、軽薄な久保持ち上げ」と言っているわけです。日本のマスコミが「軽薄」と言われた。恥ずかしいことですね。
都合の悪い事は、言わない(消して回る)連中に、抗議したいね。
今後プロ野球がどんどん斜陽になっていくから、この傾向は逆にどんどん増えていくはずだ。見ているが良いのである。