●17日付本欄に、古賀茂明さんの発言を「恐るべき関電の陰謀」として紹介しましたが、
その古賀発言について、本日(19日)の『朝日新聞』は次のように否定的に報じました。
=ネット上で古賀氏への批判が広がっている=
そこでその代表的批判とされる「謂われなき誹謗中傷と、身内に甘い橋下市長」というブログを見てみますと、
この人は、「原発を動かさないことは、生活や生産活動が犠牲になること」と記すブログの人でした。
ならば朝日新聞は、「古賀氏発言に対しては賛否両論」と記すべきではなかったか。それはさておき記事はこう続く。
=古賀氏は朝日新聞の取材に、「昨夏以降、やるべき電力不足対策をしてこず、安全性をすっ飛ばして再稼働を急ぐ関電の姿勢を批判する意図だった」と説明。橋下市長は報道陣に、「古賀氏の発言は公で発言するぎりぎりのラインを超えるか超えないか。関電がクレームを出すのはもっともなこと」と述べた=
●古賀さんの懸念は、=全28基の火力発電設備のうち、13基は点検時期を延期して夏に臨む=(毎日新聞5/
13)という関電の現状からきたもの。
=突然、停電になった場合、それは人命にかかわるんです=
という首相発言(5/17NHKニュース)のほうが余程テロ発言とはいえないか。
●朝日の橋下談話で気になったことがある。
それは、橋下市長が、「この機を逃さじ」と古賀さんをお払い箱にして、
再稼働へと舵を切らないかという懸念です。
橋下市長は15日、森関電会長ら財界人と会談し、「トップの話が聞けてよかった」(共同通信)と述べ、
=理想論ばかり掲げては駄目。生活に負担があることを示して、府県民に判断してもらう=(毎日新聞4/27)
と既に再稼働路線の道筋を示しているからです。
橋下市長を繋ぎ止めている4人衆の皆さん、いましばし、隠忍尽力をお願いします。
その古賀発言について、本日(19日)の『朝日新聞』は次のように否定的に報じました。
=ネット上で古賀氏への批判が広がっている=
そこでその代表的批判とされる「謂われなき誹謗中傷と、身内に甘い橋下市長」というブログを見てみますと、
この人は、「原発を動かさないことは、生活や生産活動が犠牲になること」と記すブログの人でした。
ならば朝日新聞は、「古賀氏発言に対しては賛否両論」と記すべきではなかったか。それはさておき記事はこう続く。
=古賀氏は朝日新聞の取材に、「昨夏以降、やるべき電力不足対策をしてこず、安全性をすっ飛ばして再稼働を急ぐ関電の姿勢を批判する意図だった」と説明。橋下市長は報道陣に、「古賀氏の発言は公で発言するぎりぎりのラインを超えるか超えないか。関電がクレームを出すのはもっともなこと」と述べた=
●古賀さんの懸念は、=全28基の火力発電設備のうち、13基は点検時期を延期して夏に臨む=(毎日新聞5/
13)という関電の現状からきたもの。
=突然、停電になった場合、それは人命にかかわるんです=
という首相発言(5/17NHKニュース)のほうが余程テロ発言とはいえないか。
●朝日の橋下談話で気になったことがある。
それは、橋下市長が、「この機を逃さじ」と古賀さんをお払い箱にして、
再稼働へと舵を切らないかという懸念です。
橋下市長は15日、森関電会長ら財界人と会談し、「トップの話が聞けてよかった」(共同通信)と述べ、
=理想論ばかり掲げては駄目。生活に負担があることを示して、府県民に判断してもらう=(毎日新聞4/27)
と既に再稼働路線の道筋を示しているからです。
橋下市長を繋ぎ止めている4人衆の皆さん、いましばし、隠忍尽力をお願いします。
そんな中で「発言の深い意味に注意しよう」というコメントがありました。
経産省と電力会社のやってきた国民反逆罪の中から2つだけを振り返ろう。
・経産省は、福島原発の不正隠蔽を告発する内部告発者を こっそりと 東電に売り渡した
・去年の「計画停電」の 偽りによって、 原発がないと困るぞ、と国民を欺き、 一方で特別契約(非常事態で 電力が不足したときに、停電を起こさないために 給電ストップを決めている契約)を結んでいる超安電力料金を享受している会社への 条項発動を 一回もしなかった。
こういうことがあるだけに、古賀さんのポロリと漏らした発言は真に迫っている。
というものや、
古賀氏があえて「この発言をしたのは抑止力」
というのや
など。
夏が来る前に話題になってよかったと思います。