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「よたよたランナー」の手記(222)走る、歩くで活動年齢が伸びる

2018年05月10日 11時55分34秒 | スポーツ
 ある本を読んでいたら、標記の内容にまた出会ったので、ご紹介する。当たり前のことだが、膨大な数の老人の追跡調査結果という点に価値があると考えた。内容が極めて具体的でもあるし。


 先ず結論を書いておくと歩行速度と平均寿命とが比例するということ。共同生活をしている65歳以上の男女35,000人ほどの6年~21年にわたる追跡調査結果が、2011年に発表されたという、その海外のデータから以下のことが分かったという。
 
 65歳に時速6キロ近くで歩ける人の平均寿命は95歳。同じく65歳で時速3キロ近くの人なら、80歳。なんとかやっと歩ける人は平均74歳までしか生きられない。そんな追跡調査結果が出て、こんな結論が書いてあった。

『歩く速度が速い健康な人は寿命が長く、速く歩くことができなくなると、寿命がどんどん短くなることを示しています』

 こういう結論が出てくる生理学的背景説明も書いてあって、このようになっていました。
・「足は第2の心臓」。この力を維持することは、血管を活発にし、血流を良くする最も有効な手段。
・長く歩く有酸素運動の効能として、以下。体脂肪、中性脂肪の減少。血圧や血糖値の改善。骨粗鬆症の予防。

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1 コメント

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一つ書き忘れ (文科系)
2018-10-04 11:27:49
 エントリーに一つ書き忘れがありました。久しぶりにこれを読んだら、それに気づいたので・・・。

 有酸素運動は、活性酸素対策が不可欠であり、ポリフェノールを摂るのを忘れぬ事という鉄則です。

 人生で酸素を多く摂り込んできた人は、酸素中にある活性酸素も同時に多く摂り込んでしまう。そして、この活性酸素こそ、人間の細胞を老化させるという意味で、まー人生最大の毒です。これを中和してくれるのがポリフェノール。これを摂ると良いというのはそういう意味です。
 有酸素運動を重ねて、ポリフェノールを摂ってきた細胞は若いから、活動年齢が長くなるという理屈です。顔面の若さなども、化粧品などに頼るよりも、顔で有酸素運動をして、ポリフェノールを摂る方がよほど効果が高い。赤ワイン、チョコレート、オリーブオイルなどに含まれています。

 医者の世界に、特に心臓などの医者の世界に、「アスリートは長生きしない」という常識がありますが、有酸素運動でないアスリートと、ポリフェノールを摂っていないという条件が含まれるかも知れません。相撲取りなどは全部短命ですね。あんなスポーツを若い人に勧める人の気が知れない。その生涯の健康維持、活動年齢などに責任を負っているとは思えないからです。たばこで肺がん、のようなもんと考えていますよ。
 
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