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経済論文 「金融世界支配の歴史、現状」(1)  文科系

2021年03月27日 11時13分32秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 以下の経済論文を、改めて連載します。このことが分からないと、世界の現情勢は結局何も分からないに等しいと考えています。例えば、リーマンショックがなぜ「(1929年の世界大恐慌に匹敵するような)100年に一度の経済危機」と呼ばれたのかも分からないし、アベノミクスが何故破れ、日本経済が何故官製バブルのようなことになっているのかも分からないわけです。アメリカが中国を敵視するのも、こういう経済運営が中国の前に破れ始めているからに他なりません。その理由は簡単。金融がさんざん荒らし回った世界の物経済がどんどん中国周辺に移って来たのに、金融で中国を乗っ取ることはできないからです。
 2016年にここに連載し、2017年に同人誌に加筆して掲載したこの論文は、原稿用紙にして50枚。今日はその目次だけを掲載します。

はじめに 

第1章  金融グローバリゼーションの生成と発展
 第1節 その生成
 第2節 民間資金の世界席巻と通貨危機
 第3節 アジア通貨危機の発端、タイの例

第2章 金融グローバリゼーションの破綻
 第1節 金融が世界を乗っ取った 
 (1)その一般企業支配
 (2)デリバティブ、金融派生商品
 (3)サブプライムローン組込証券
 (4)CDS
 (5)金融は、国家さえ乗っ取る
 第2節「100年に一度の経済危機」
 第3節 破綻の構造

第3章 金融グローバリゼーションの改革
 第1節 国際機関などの対応
 第2節 各国などの対応や議論
 第3節 平和に生きて行ける世界目指して 


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