3月17日

2012-03-17 | Weblog
東京の1家族あたりの構成人数が1.99でしたか?2人といない状況とか。
そうしてみると、自ずと一人暮らしの人が多いと言うことでしょう。ならば、最近よく耳にする「孤独死」というのも、当然起こってくる訳でしょう。

2匹の犬に看取られて発見されたとか、死後発見が遅れるので、「孤独死」と言われるようです。一人暮らしなれば、当然そんなことにもなるでしょう。でも、それを「孤族死」と表現するのは適切なのでしょうか?

自立して生きていた人間が、突然心筋梗塞などで倒れた場合、処置が遅れてそのままなくなるのも仕方のないことかと・・亡くなった本人は、孤独に死んだと思うのでしょうか?。
人と常に関わって生きていくことは、苦手だと思う人もいるでしょう。そんな人が“孤独だ”というのは、周囲の勝手な解釈とも言えるのでは?

やたら「孤独死」と騒ぐのは、福祉行政の未成熟さをカモフラージュするかのようです。支援の必要な人が、その恩恵に預かれない社会が問題です。

3月16日

2012-03-16 | Weblog
3.11以前ならば、マグニチュード6を越える地震は、大きな地震の範囲と言えたのではないでしょうか?でも、親戚の東京の住人が言っていました。「震度3くらいでは、驚かなくなった」と。

盛んに、次の地震への備えについても言われます。
緊急持ち出し用品のチェックなどしなければと思ってはいるのですが、そのリストを見ると持ち出し不可能のように思えるのです。
結局、あれもこれも必要だといって袋に入れれば、重くて持てません。若者の力ならばいざ知らず・・・・「最低これだけ!」というのは何か?水と現金でしょうか?

関東・東北地方が揺れるたびに心配になるのは、やっぱり原発です。
青森、岩手、福島、茨城、東海村の原発関連施設が、直下型地震をもろに受けるとどうなるのでしょうか?その備えは出来ているのでしょうか?

原発が破壊されれば、個人の備えなど無意味になってしまうのではないでしょうか?

3月15日

2012-03-15 | Weblog
昨夜もビックリです。NHKの9時のニュースを見ていた時です。「落ち着いて行動して下さい」と言うアナウンサーの声に、その緊張感が伝わってきました。

他局を見てみると、何事もないかのように通常番組が進行していました。そのギャップにまたビックリです。
津波予想を確認してから、サッカーの試合を見て、また地震ニュースに切り替えたりと、こちらも慌ただしく時間を過ごしました。

それにしても、他局のにぎやかな番組は、全く地震関係のニュースがありませんでした。ひょっとして、再放送番組だったのか???・・ローカル局の番組だったのかな???・・・
地方都市のTV番組には、再放送が多いような?。BSの番組でも、「以前見たよ!」というものがあります。

大事な情報も、リアルタイムの情報なのかどうか分からなくなりそうです。

3月14日

2012-03-14 | Weblog
アメリカには無いらしいホワイトデーです。世の若者達の間では、ちょっとばかりドキドキの楽しい一日なのでしょうか?
我が周辺では、もはやホワイトデーの言葉すら死語となり、何の意味もない一日になってしまいましたが・・・。

玄関先の沈丁花がやっと、赤紫の先が白くはじけて咲き始めました。家の北側に植えた椿は、次々と白い花を咲かせています。でも、東側の赤い椿はまだ蕾です。椿は、日陰の植物だったのでしょうか?
椿の横に植えた紅梅は、チラホラ咲き出しています。

昨日、神社の桜並木の下を歩いてみると、花芽が大きくなっていました。月末頃には開花するのでしょう。
春は確実に接近中です。

3月13日

2012-03-13 | Weblog
いつの頃だったでしょうか?モネの「草上の昼食」を見たのは。いきなり腹立たしく思ったものです。
なにしろ、2人の盛装している男性の横で、女性が一人裸でこちらを見ているのですから。なぜ女性に服を着せないのか!「女を馬鹿にしているのか!」などと、心穏やかにはなれない絵でした。

あれこれ美術関係の本を読み漁っている内に、マネこそが近代絵画の創始者であり、この絵こそが印象派の幕開けを告げる革命的な絵だったと知りました。
そう思って見ると、その頃としては確かに革新的で物議を醸すに足るものだったと思います。モネは、見る者をヴィーナスの美しさから、現実の女性美へと開眼させようとしたのでしょう。「絵中の女性の目は、現実の女を正当に写している私をごらん!」と言っているかのようです。

それは、女性美を借りての新しい時代の幕を開ける強烈なメッセージです。
「女を馬鹿にしている」と思ったのは、全くのお門違いではなく、その強さを感じたからだったかもしれません。
いつの日か、オルセー美術館でこの絵に会いたい。

3月12日

2012-03-12 | Weblog
1昨日あたりの天気予報通りでした。朝からは、牡丹雪で視界が悪くなることも。朝刊の天気予報では、お日様マークが輝いていましたが・・・。

昼前あたりから陽も射してきて、雪のかけらもありません。
こんな日に困るのは、瞼がピクピク動くこと。目も痒い!どうやら花粉の飛ぶ季節、真っ直中になっているようです。
もう30年くらいスギ花粉症に悩まされていますが、最近の症状は目にくるようです。長い間、鼻水にも泣きました。一時は、慢性副鼻腔炎とさえ言われました。症状は変わるようです。

かつて、知り合いの女医さんからは、体質改善をするように言われたものです。身体を過保護にしないよう、暑さ寒さにも自然と適応できるような身体作りを進められました。食べ物も、なるべく加工食品は避けてと。

鼻水も副鼻腔も治ったかに思えるのは、この地道な努力の賜でしょうか?でも、油断できない花粉症です。

3月11日

2012-03-11 | Weblog
今日この地では、大風が吹いています。遅い春1番かも知れません。

どのTV局も追悼番組です。
1年経っても、壊れた自宅の2階で暮らす人が8000人はいるとか。陸のがれきは片付けられてはきたものの、海のがれきは今なお、地道な撤去作業が続いているようです。行方不明者の捜索も続いています。福島の立ち入り禁止地区は、白い防護服で花を手向けなければなりません。。

気仙沼では、大きな船が陸上に押し上げられたままになっています。その背後には海ならぬ家が建っています。尋常ではない風景です。信じがたい力を感じます。
この船は、このまま残して欲しいと思います。

被災者には、嫌な思い出に繋がるでしょうが、これほどインパクトのある風景はないと思われます。小舟ではない大きな船が、海から遠く離れた陸上にいるのです。“何故に・・”。それが、この未曾有の災害を物語っていると思います。

この震災と津波の現実を知らないで育つ世代にも、この船を見るたびに“何故に・・”と、決して忘れることなく受け継がれるでしょう。原爆ドームのように。
広島の原爆ドームがあるから、戦争を知らない世代も原爆について考えます。

ただ残念なのは、原子力の平和利用の陰で原発のリスクを考えてこなかったことです。1年経っても我が家へ帰れない人達が多くいる中で、原発の運転再開はあり得ないでしょう。しかも、次の地震も高い確率で予想されているのですから。
追悼の日を、単なるセレモニーにしてはいけない。

3月10日

2012-03-10 | Weblog
やっと晴れの日になりました。風は少々冷たく感じますが、明るい光がやはり春を感じさせてくれます。昨年の今頃も、こんな風だったのでしょうか?
今日は、あの日の前日です。

今日のTVニュースに、パリのノートルダム寺院での追悼ミサの様子がありました。佐渡裕さん指揮で日本の若者達による、「上を向いて歩こう」の演奏が映し出されていました。明日は、チャリティーコンサートも開かれるそうです。パリで。アメリカのオバマ大統領からは、日本の震災復興に対するメッセージも出されていました。

こんな小さき国が、思いもよらない未曾有の災害に遭い、多くのものを失い尚かつ、今なお止まない地震と原発の不安の中でも前向きに生きています。
それを、世界の人達は暖かく見守ってくれています。有り難いことです。

被災地は、多くの課題を抱えたままのようですが、着実に前進もしているように思われます。この地に避難されて来られている方々もいらっしゃいますが、時々のニュースの中で、前向きの暮らしぶりが紹介されます。

「上を向いて歩こう」のメロディーが、こんなに心に滲みてきたことは、かつてありませんでした。

3月9日

2012-03-09 | Weblog
「女子は、本当に真面目だナー。真摯だなー」と思います。“なでしこ”の試合を見ていると。

男子のサッカーを見ている間は、「サッカーは何と激しいスポーツなんだ!」と思っていました。誰かに、騙し合いの汚いスポーツだとも聴かされていました。

サッカーのルールも、女子の試合を見ていくらか分かるようになりましたねー。
パス廻しを素早くして、だんだん相手ゴールに迫っていく様は、わくわくします。ドリブルで相手をかわしながら前進する姿も格好いいです。
ボールをキープしている人に、プレシャーをかけることの意味も分かってきました。遠巻きに、ボーと見ているだけでは駄目だと。

なでしこ達は、チームでプレーしているのがよく分かります。男子は、個人プレーぎみですかねー。故意の反則プレーも見られるような・・・

女子サッカーが、サッカーはハードだけれど、それ故に、楽しく面白いスポーツだと認識させてくれました。

3月8日

2012-03-08 | Weblog
朝は、6時に目覚まし時計代わりに鳴らす、携帯のけたたましいベル音で目覚めます。でも起き出すのは7頃になります。

その間1時間ほどは、布団の中でまどろんでいる訳ですが、ある時ふと、枕元の携帯ラジオのスイッチを入れると、英語の物語が流れてきました。「リトルチャロ2」という番組でした。それ以来、この番組を聞き終わってから起き出すのです。

残念なことには、この英語が完璧に理解できるだけの語学力がありません。だからでしょうか、ラジオの声に集中します。日本語の解説もありますから、だんだん内容が分かってきます。なので、更にその英語を聞き取ろうとジーと聞くわけです。

なにしろ、物語の内容が、番組で言うフレーズ通りの正しく“心に滲みる物語”なのです。子ども向けの番組のようですが、少年と子犬のファンタスティックな物語りに引き込まれていきます。

そして、番組が終わると完全に覚醒するのです。