食品の廃棄問題は、かねてから気になってはいたのですが…。災害備蓄品のペットボトルの水を、ただ流して捨てている様子にびっくりです。外国では、賞味期限間近の食品を無料で持ち帰れるスーパーがあるのを、TVの報道番組で見ました。低所得者やホームレスの人たちへのボランティア活動らしいのです。
日本では、家畜の餌としてなどの活用もしているようですが、パッケージを解体したりの手間のコストがかかるとか。自治体や企業ならば、社員食堂で活用すれば良いのでは?消費期限の切れる1か月まえのメニューには、水もアルファー化米も乾パンも何でも使えるではないですか!!。役場や企業のロビーを開放して、自由に持ち帰れるか、あるいは安い値段で買えるコーナーを作ってはどうでしょうか?担当者は、受付さんやガードマンさんが兼務すればいいでしょう。
災害時には、まさしく命の源になる水や食品をただ捨てるなんて、日本人の「もったいない」精神はどこへ行ったのでしょう?至れり尽くせりの便利な日本社会で暮らす私たちは、物への感謝や命への感謝の精神を忘れているのでは?と、自戒を込めて考えます。食品の廃棄は、早急に改善しなければならないで問題だと思いますが…。