昨夜のパラリンピック閉会式は、ショウの演出が「素晴らしいかった!!」の一言です。ただ視覚障がい者には華やかな衣装もカラフルなライトの光も見えないし、聴覚障がい者には歌手の歌声も聞こえなかったのでは?と、ちょっと複雑な気持ちも湧いてきましたが…。でも、手話で歌ってましたねー。
パラリンピックは日を追う毎にNHKを観る時間が増えていきました。細かい競技の説明や解説があり、今までは気に留めていなかったことにも気づかされました。民放でもパラ競技の試合結果のVTRや解説があり、多くの人達が彼らの頑張る姿を身近に感じることができたのでは?
健常者のサポート役や年齢の大きく違う人たちも、或いは女性も入った混合チームで競える競技もあり、多様と共生そのものの世界がパラスポーツなんだと思いました。
人間はより人に近い人型ロボットを作ろうとしています。それならば、部分的に欠損しているところを補う技術はあまり労せずとも実現できるようにも思うのですが…。そうすれば世界の人口の15%の人達が快適になるのでは?とも思いますし、生活様式や道具も誰でもが使えるユニバーサルデザインにしていけば、誰にとってもストレスのない社会になるのではないかと思います。などなど色々と考えさせられたパラリンピックでした。
菅総理の退任が決まったようですが、コロナが思うようにコントロールできなくて、今までにない困難な1年だったと思います。批判されながらもオリンピックとパラリンピックを開催したことは、歴史に残る菅総理の成果と言えると思います。コロナ感染者数は、ここにきて減少傾向になってきていますが、五輪開催でコロナが急増したわけではなく、変異種デルタのせいですから、菅総理を責められないでしょう。さて、次なる日本の幕はどんな風に開くのでしょう?