OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ファンがあってのプロ野球でしょう

2016-03-15 14:11:06 | Singer Song Writer

行け柳田 / 矢野顕子 (フィリップス)

いゃ~、それにしても読売巨人軍の醜態は呆れるばかりで、ついには選手間で出場試合に金銭を賭けるという実態までが暴露され、当事者や球団首脳陣、関係者までもがシドロモドロの有様じゃ~、開幕を前にして、今年のプロ野球はど~なってしまうのか?

サイケおやじは特段ジャイアンツに肩入れはしていませんが、清原の覚醒剤事件から野球賭博問題、そして八百長疑惑を否定出来ないような今回の自己矛盾ギャンブルまでもがバレてしまっては、熱烈な巨人軍信者でさえも、心が冷めてしまうんじゃ~ないでしょうか。

だって、どんな言い訳を弄したって、チームが勝てば「声出し役」以外の選手がお金を取られるし、その「声出し役」は勝った事により、次の試合でも同じ立場というんじゃ~、負けた時には自分がお金を払わなければならないルールを踏まえても、これは「声出し役」≒「胴」という存在でしょう。

つまり、自分が「胴」になりたくて、意図的に負けるようなプレイをする者がいるだろう?

という推察は当たり前ですよねぇ~~~!?!

それと賭け金の額が、一桁少ないんじゃ~ないのかっ!?

等々の疑問疑惑さえ、浮かんでしまいますが、いかがなものでしょう。

また、こんなことは決して件のチームだけじゃ~なくて、他の球団にだってあるにちがいないという推察も易いわけです。

やれやれ、プロ野球の人気凋落は避けられないと思いますよ。

さて、そこで本日は我が国でプロ野球が本当に熱かった昭和52(1977)年に発売されたジャイアンツ賛歌の名曲として、矢野顕子が自作自演した「行け柳田」をご紹介です。

なにしろ歌詞の内容が当時のジャイアンツの定番オーダー、つまり「1番柴田・2番高田・3番張本・4番王・5番柳田・6番土井・7番河埜・8番吉田」と、例によって浮遊感満点の矢野顕子節で歌われるんですから、たまりません♪♪~♪

しかも実演ライブの現場では、そのオーダーが入れ替わったり、代打が出たりという面白さもあったんですねぇ~♪

ちなみに肝心の主役たる柳田とは、決してジャイアンツの生え抜きではなく、昭和43(1968)年のオフシーズンにトレードで入って来て、しばらくは代打専門職だったんですが、昭和50(1975)年頃からはレギュラーに定着し、ついには「巨人軍史上最強の5番打者」という素晴らしい称号を得るほどに活躍していたのが、それからの2~3年でしたから、この「行け柳田」が歌われてしまうのも、説得力がありましたですよ。

マムシというニックネームの強面に相応しい勝負強さを忘れていないファンも多いはずです。

そのあたりは、確か後に再びトレードで他球団へ移籍しながら、またまたジャイアンに呼び戻されたという実績からも明らかだと思います。

そりゃ~、決して柳田は記録云々で語られるような存在ではありませんでしたが、巨人ファンならずとも、プロ野球好きには強い印象を残し、柳田のような選手こそがプロ野球を本当に盛り上げるのだっ!

不肖サイケおやじは、あまりにもプロ意識が欠如した現在のジャイアンツの選手達にこそ、この歌を聴いて欲しいと願うばかりです。

あっ、矢野顕子その人については、そのうちに書かせていただきますよ。

とにかくサイケおやじは、彼女も大好きですから♪♪~♪

コメント (4)
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