OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ひとりの時の口ずさみ

2013-09-28 15:21:30 | 歌謡曲

ひとりの時も / 吉永小百合&荒木一郎 (日本ビクター)

今となっては些かアブナイ雰囲気も漂う組み合わせですが、発売当時の昭和42(1967)年夏では、まさに夢のデュエット!

それが吉永小百合と荒木一郎による「ひとりの時も」でした。

もちろん作詞作曲は新進気鋭のシンガーソングライターとしてブレイクしていた荒木一郎、さらに編曲が服部克久とくれば、如何にも快活な仕上がりは間違いないわけですが、しかしサビではグッとフックの効いた「荒木一郎節」の滲みがニクイところ♪♪~♪

どうやらジャケットに記載されているとおり、これは日活映画「協奏曲」の主題歌らしいんですが、サイケおやじは残念ながら観ていません。

それでもこの「ひとりの時も」が好きなのは、ソロパートにおける吉永小百合の白々しさと荒木一郎の鼻唄っぽい節回しの妙が楽しめるからですし、なによりもジャケ写のムードが、なんとも言えません。

ちなみに吉永小百合のデュエット相手としては橋幸夫や三田明も有名なところですが、この荒木一郎との傑作は無かった事にされているのか……?

せっかくだから、サイケおやじとしてはご紹介せずにはいられないわけでして、どうか皆様にもお楽しみいただきとうございます。

そして実は現在のサイケおやじは、仁義なき孤独(!?)の戦いの真っ最中!?

 ひとりの時も 幸せはあるさ
 だから涙をすてて 夢を探そうよ

という、この歌が心の支えになっているのでしょうか、ついつい口ずさんでしまい、ついに今朝はレコードに針を落したという次第です。

こういう大らかな夢のある歌は、やっぱり必要ですねぇ~~♪

しみじみ、そう思っているのでした。

コメント (8)
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