OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

支離滅裂に祝・東京五輪!

2013-09-08 14:54:11 | Soundtrack

金メダルへのターン! / 佐々木早苗 (テイチク)

祝! 東京オリンピック開催決定!

あんまりにもベタですけど、やっぱり景気の良い話は必要ですよねぇ~~♪

もちろん震災復興や福島の原発事故による放射能問題とか、諸々の難問を抱えている我国ですから、安易に浮かれるのは禁物なんですが、ちぃ~~っとは前向きな希望を持てる、そのきっかけのひとつとしては大朗報だと強く思います。

そこで本日は、ついつい出してしまったというスポ根ドラマの主題歌で、そのものズパリの「金メダルへのターン!」であります。

放送されていたのは昭和45(1970)年夏からの1年間ほどで、タイアップ(?)のコミック連載もあったことから、主題歌レコードのジャケ写のイメージは、そこから作られているとはいえ、とにかく舞台設定が水泳ですからねぇ~~♪

ご推察のとおり、出演者の梅田智子や青木英美をメインに水着姿の美女が大勢登場し、所謂競泳水着でありながら、テレビドラマを意識したかのような、妙にファッションセンスの高いデザインが目の保養でありました♪♪~♪

そして物語はオリンピックを目指す水泳のエリートだった梅田智子が、ある水難事故から水に対する恐怖心を抱き、それを克服してライバルと対決するという、なかなかトラウマになりそうな展開が!?

しかも劇中では、本来はライバルであるはずの梅田智子と青木英美が、それぞれの父母の再婚によって姉妹になってしまうという、これまたアブナイ(?)演出が、今もサイケおやじには強い記憶になっています。

さらに実写版スポ根ドラマでは「お約束」である、特撮を使った超絶のキメ技がありまして、水中から飛び上がってしまう「トビウオターン」とか、意図的に津波現象を作り出して、相手を妨害する「ジェットターン」、他にも「空中回転ターン」とか「うずまきターン」等々、丸っきり反則としか思えない噴飯物の特殊技能があればこそ、なかなか面白くなっていました。

ちなみに制作は東宝だったので、同社系の出演者も多数登場していたんですが、本物の水泳選手からタレント活動でも人気があった木原美知子が、そのまんまの存在で物語に加わっていたのも、妙にリアル感がありましたですねぇ~♪

さて、そこで本題の主題歌は作詞:田波靖男&雨宮雄児、作曲:渡辺岳夫、そして編曲:竹村次郎による如何にもの元気調であり、レコードでは佐々木早苗が溌剌と歌っているんですが、テレビ放映バージョンは、もしかしたら別のボーカリストが担当しているような……。

まあ、それはそれとして、もうひとつ忘れられないのが、このテレビドラマには矢鱈に「日の丸」が映し出されていた記憶も強いんですよ。

そのあたりを「国策」とは申しませんが、世界へ挑戦し、飛躍せんとする我国全体の高揚感を象徴し、煽る意味合いとしては、なかなか真っ当な演出だったのかもしれません。

気になるお目当ての美女の水着姿では、やはりモデル出身の青木英美の美しすぎる脚線美とナチュラルにセクシーな振る舞いが高得点♪♪~♪

しかし一方の梅田智子にしても、これまた上手すぎるとしか言えない演技力の冴えを存分に披露していましたからねぇ~~、今こそソフト化したら爆発的に売れると思うんですが、いかがなもんでしょうか。

ということで、オリンピックの歌としては、ご存じ「東京五輪音頭」が大有名でありますから、これからいよいよ「新・東京五輪音頭」みたいな企画が出ることを楽しみにしています。

個人的には、さくらまや!

きっと立派に歌うと思うですが、カップリングには、この「金メダルへのターン!」を入れて欲しいと、密かに願っているのでした。

コメント (10)
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