OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この曲で弾こうぜっ! アコースティックギター!

2012-09-09 15:50:37 | The Who

ピンボールの魔術師 / The Who (Track / 日本グラモフォン)

昨日の土曜日はプログにも書いたとおり、やっぱり自分も楽しむべきという大義名分(?)を用意して、夕方からは映画鑑賞、その後に楽器屋とかCD&DVD等々のソフト屋、そして中古レコード店を含む、様々な欲望のツアーを展開させていただきました。

まあ、その中に下半身系(♪)が疎遠であった事は些か情けないかぎりではありますが、一応は昔馴染みの飲み屋に顔を出すという、所謂クラブ活動もやりましたから、それはそれで自分を納得させるばかり……。

さて、そんな中の楽器屋での話なんですが、一般的にギター売り場の試し弾きとなれば、ゼップの「天国への階段」、あるいはイーグルスの「Hotel California」あたりのイントロが大定番でしょう。

またリズム系としては、ストーンズの「Jumping Jack Flash」でしょうかねぇ~~♪

尤もこれは天の邪鬼なサイケおやじの好みであって、あまりその場の店員さんには良い顔もされないわけですが、実は、そういうところで、それでもやってしまうのが、本日掲載のシングル盤A面「ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard」のイントロだと言えば、またまた顰蹙でしょうか?

しかし曲展開の決定的な部分をリードしていくイントロからのギターカッティングは、アコースティックだからこその魅力に溢れている事は、誰もケチのつけようが無いと思っています。

ちなみにこの曲は、ザ・フーが1969年に出した畢生の傑作アルバム「トミー」に収録されていますが、現実的には先行シングル扱いだったようですし、既に皆様ご推察のとおり、当時のサイケおやじは2枚組だった前述のLPが買えず、シングル盤をゲットしたのが真相ではありますが、正直に告白すれば、その頃の後追いで聴いた件の名盤「トミー」は綺麗(?)な曲が多すぎて、ちょいとばかりピンっときませんでした。

それは今にしてみれば、物凄い不遜ですし、自らの若気の至りを恥入るばかりなんですが、逆に言えば、それだけ「ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard」というシングル曲のインパクトが絶大であった!

という言い訳も決定的に成り立つのです。

そして実際、この曲のイントロ~全篇のリズムギターをコピーしてアコギで弾く時の快感は筆舌につくし難く、レコードに合わせて演奏を続けるジコマンは中毒性がありますよ♪♪~♪

もちろん曲そのものの高揚感も唯一無二!

ですから後年、エルトン・ジョンが同名映画出演時に「ピンボールの魔術師 / Pinball Wizard」の大名演を披露したのは言わずもがな、自らのカバーバージョンを大ヒットさせ、臆面も無くレギュラー演目にしてしまった事についても、罪深さよりは共感を覚えるほどです。

ということで、ギターを弾かれる皆様であれば、本日のサイケおやじの戯言なんて、全くのお笑い草でしょう。それは言い訳ではありますが、自覚するところでもあります。

しかし同時に、分かってもらえるところも、本当はあるんじゃ~ないかなぁ……、等々の甘えも顔を出してしまうですねぇ、恥ずかしながら。

どうか、そのあたりをご理解いただけますよう、お願い申し上げます。

 

コメント (8)
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