松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

越冬メダカ、4割生存す。

2022-03-14 15:24:59 | 日記・エッセイ・コラム
 この冬は寒波のあとの緩みが無かった。凍ったままだった。さすがに冬を越すのは無理じゃないかと覚悟した。でも生き残った。

 子供も大人も関係ない。むしろ飛ばした雪で倍積もり、最後まで解けなかった箱が水草も青々して元気だった。タニシも居た。

 これは、どういうこと。うまく解凍できたってこと? 角度のない太陽が当たって、表面が解けたりした水槽が全滅した。一度上がって来て、閉じ込められたのかも知れない。

 13個ある水槽のうち、3個全滅。個体数は6割以上減だろう。でも元気な姿を見て心底ホッとした。良く生きていたな。

 戦争中に、生き死にの話は無神経だと思うが。しょうがない。
 シカシ、完~全に、凍ったはずだが。どうやって越したのか。なぞ。

 ただ、泥が堆積しているのは確か。夏中、水取り換えなかったし。貝殻と砂利と泥が、いいのかも知れない。自然の浄化槽。

 2012年に、下新城の田んぼ脇から獲って来て、10回冬越しを経験した。毎回減るから、放流はしていない。
 今年も数少ない安上りの趣味で、楽しませてくれ~。

 志摩ノ海の化粧まわし。「だが 断る」何かと思ったよ。マンガの話なんだ。
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RQ-4(グローバルホーク)が欲しかった。

2022-03-13 14:47:10 | 日記・エッセイ・コラム
 きのうだったか三沢基地に無人偵察機グローバルホークが配備されたと言っていた。

 RQ-4は2000年頃から使われ始めた高高度を36時間飛行できる偵察機で、全長15mの3倍近い全幅の、グライダーみたいな恰好をした機体だ。頭がデッカイのは、衛星通信用のアンテナを収めているためで、横から見るとブサイクな印象はある。
 能力は解像度約30cm。可視光だけでなく赤外線ほか電子光学センサーを搭載。合成開口レーダーも備えているから、地表はもちろん地中の様子も或る程度分かるはず。すでに2011年の震災では、福島原発上空を短時間飛行し、被害状況の把握に使用された。

 この、今のタイミング、絶妙だと思いませんか。ロシアが北方四島で軍事演習を行ったと発表してすぐですよ。三沢ですよ。
 もともと初めからその計画はあって、北朝鮮がミサイルを発射し始めたので前倒しすることになったらしい。初めからアメリカの都合なんですけど。アメリカ様の気持ちは、北朝鮮に向いていたんですけど。ここへ来て、ロシアですから。

 こういう「口撃」が、日本には必要だと思うんですよ。「遺憾砲」だけじゃ、馬の耳に念仏。牛に経文。ぬかに釘。猫に小判。隣の客は良く柿食う客だ。あとないか。
 日本のハイテクをもってすれば、こんなの、てかもっと小さいの。すぐにもできそうな気がするが。専守防衛だったら、それなりの装備、必要でしょ。

 「ナスがまま、きゅうりがパパす」じゃ、遺憾砲。
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今年の初チャリで見た、心和む景色。

2022-03-12 18:03:59 | 日記・エッセイ・コラム
 歩いて散歩に出て、これはチャリいけるなと考えた。

 耳当てをしっかり巻いて、その上から毛糸の帽子。風はまだ冷たい。

 タイヤは意外と空気が抜けていなかったが、バンバンに入れて出発。

 小泉潟をぐるっと回って、博物館裏まで来ると、菖蒲園で人がたくさん居た。

 何事だろうと近づくと、めいめい散策しているだけだった。おもに若い家族連れが多く、仲良く3人で歩いたり。スケッチしたりしているのだった。

 お父さんが休みで、来てみたんだろうね。まだ除雪が進んでなくて、潟を1周は出来ない。遊具のある広場まで行けないから、ここらで遊んでいるんだろう。

 隣の国が戦争をし掛けて。しかも、あっち隣の国ではパラリンピック。震災から11年目の昨日が過ぎたばかり。明日から相撲。頭がぐちゃぐちゃになりそう。だから余計に、ホッとする景色だった。

 この国を守っていきたい。第3次世界大戦には、絶対参加しない。
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金足の異才、谷口重光氏の「あけびづる工芸」

2022-03-10 14:35:03 | 日記・エッセイ・コラム
 金足にはもう一人、天才がいる。あけびづる細工で縄文を表現する谷口重光さんだ。

 工房を入るとまず、2m超えの編み物が鎮座している。この髭の立派な方がご本人。

 サイズ比較のため居てもらった方が、と言ったら快く隣に立って下さった。

 谷口さんは、高校時代地元で縄文土器の発掘調査に参加して以来、「縄文」に目覚め、それ以来土器の文様と形を探求するようになる。

 工房内部は光が少ないので、色の鮮やかさが分からない。撮ってモニターで見て初めて、色彩の綺麗さが現れる。

 縄文柄の治具も手作り。柔らかいうちに絡めて、形を整える。新作の文様もあるそうだ。

 太陽のように見える円が9個で、一つの作品。これは「曼荼羅」。

 1個が直径1mほどある。この1mを作るのに約4か月。取り掛かる前のツルの皮剥ぎなどの前処理は含まない。

 真ん中の1個だけ欲しい、という友達がいて、困っているそうだ。ざっと計算してみた。手間だけで100万は超えるな。「200万!」。勝手に値段をつけた。「いや、税務署が・・。」

 重光さんは、作品を手放したことが無い。純粋「趣味」の世界。駅前の藤原商店の正三氏が、マリマリで「追分駅から有名人を探す」回で推薦したのが、公になるきっかけだった。オレもそれまで知らなかった。あ~、その前に広報「かなあし」では取り上げていたかな。

 今回がネット世界初出だと思う。オレの目に、狂いはないと思うよ。氏は千万単位の価値を創造していると思う。
 谷口氏は田んぼはやってないので家に居るらしいが、午前は工房。午後は幼稚園の孫が帰ってくるから仕事にならないらしい。ゆえに訪問するなら午後がいいらしい。今度行く時は、何かしらお土産を持っていかないと。今回、タダ行って、ポストカードまでもらっちゃったからな。

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昭和の想い出、油谷これくしょん。

2022-03-09 14:14:07 | 日記・エッセイ・コラム
 自身が集めた明治以降の日用品・雑貨を中心に、50万点を所有する油谷これくしょん。

 今回、展示をリニューアルしたので、行ってきた。横手出身の油谷氏が湯沢市秋ノ宮で披露してからずっと、見たかった。それが秋田市の、それも金足に来るなんて。有難いったら、ありゃしない。来るなって言われても、行くわ。
 で、おもに自分が懐かしい~と感じる品物を、今日は見て来た。
 スキー板。

 こんな感じので、小学校の裏山から直滑降で降りて来た。

 弁当箱。アルマイト製。

 このパチンっていうの、使った覚えがある。

 マーガレット。

 妹たちが、良く見ていた。

 銭湯の脱衣場にあった網かご。

 百恵ちゃ~ん。
 模型飛行機。

 矢萩文具の天井からぶら下がっていて、今度買うからな~と我慢していた。 「パッチ」ねえ。

 パッチの絵柄、あまり馴染みがないなあ。

 オレたちの時は、力道山とか相撲取りだったな。

 大鵬の父がウクライナなんだって? 

 展示場の旧金足東小学校は寒かった。分かってはいたが、外へ出た時、暖かいなと感じた。そのくらい中は寒い。雪中貯蔵みたいなもんだから、しょうがない。
 レコードや雑誌もそうだが、油谷氏の趣味は高級なのか、オレがむせぶようなブツには、なかなかお目に掛かれない。個人的には、初期の平凡パンチがあったら、泣くんだけどなあ。松岡きっことか・・。
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