松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

さすが、スウェーデン。

2020-06-02 07:19:29 | 日記・エッセイ・コラム

 スウェーデンの集団免疫作戦が成功しつつある。在住のジャーナリスト、みゆき・ポアチャ氏の報告だ。

 公衆衛生局のアンダーシュ・テグネル博士が4月16日の時点で、首都ストックホルムでは集団免疫が達成しつつある兆候を示し始めており、感染防止に効力を発揮し始めたと言及した。とある。

 5月7日にはストックホルム・リンケビー地区で集団免疫がほぼ達成されたようだと報告があった。
 5月9日には、ストックホルム大学のトム・ブリトン教授が、英ノッティンガム大学との共同研究で「スウェーデン人口の40%が免疫を持てば集団免疫が達成でき、ストックホルムでの感染拡大は6月中旬に止まる」ことを示す数理モデルを示した。とある。

 福祉国家スウェーデンだが、医療は日本とは真逆なようだ。風邪を引いても3日4日は我慢しなさいと言われるそうだ。ほっといても治る病気で、病院は冷たい。薬の副作用にも厳しい。それでいて欧州では、スウェーデンよりむしろ人口当たりの死者数が多いのが、ベルギー、スペイン、イタリア、英国、フランス、オランダとなっている。ロックダウン無しでのこの数字に、各国も見直しを始めた。

 この作戦、入れ知恵をした異星人が居たら面白い。スウェーデン人に良く似た人に、ユミットがいる。惑星ウンモから来た地球外知的生命体だ。実際、スウェーデン人の医者になりすまし、スペインの田舎で紛れて暮らしていたことがある。

 スウェーデンの国民は、政府の方針を支持して、この政策に従った。
 
 信頼できる政府を持つ国民って、なんて幸せなんだろう。

 一度でいいから、そういう国民が信頼できるリーダーを持ちたい。

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