松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

敬愛されるブータンと日本の皇室の違い。

2020-06-03 07:47:03 | 日記・エッセイ・コラム

 アジアで死者がゼロの国があるなんて、信じられないスね。日本の対応が奇跡などと言われて、その気になっていた自分がしったげ「しょし(恥ずかしい)」思いをしているわけで御座います。
 ベトナムはそしてダイヤモンド・プリンセス号の寄港地でもあるのにね。振り返るとあの船によって、日本の評判はガタ落ちになったわけで・・。

 ベトナムは決断が早かったです。初めての感染者が確認されたのが1月下旬。2月上旬には中国からの入国を禁止しました。

 一方ブータンです。我々田舎人には馴染みの、男は丹前、女は着物風の民族衣装に、普通じゃない親近感を覚えたものです。何と言っても王室の発言力が民心の安定に効果的でした。国王はコロナ対策の前線で医療関係者に助言したり、政府の対応を国民に説明したり、どうすれば健康でいられるかを伝え続けているのです。

 また幸運なことに首相は外科医で、平日に首相の仕事をこなし、週末は国立病院でメスを振るっている。手術は好きで、死ぬまで医者を続けると宣言している。スウェーデンのこと書いていて、これと混同してしまった。申し訳ない。

 リーダー二人が全くのシロウトで、専門家会議の助言がないと動けない国とは、めまいがするほど雲泥の差がある。

 皇室がすぐ発言できるってのは、うらやましい。これがいかに国民を励ますか、想像出来る。

 日本の皇室は、この矛盾の中でいつも、やるせない気持ちを押さえ、じっと動ける日を待っているんでしょうね。

 政府はこういう時にこそ、皇室を利用すればいいのにね。

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