松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ストラディバリウスの音

2020-01-02 10:23:01 | 日記・エッセイ・コラム

 気が付けば中堅の演歌歌手が居なくなっていた。北島さぶちゃんはいいとして、吉幾三は? そうか、もう中堅じゃないか。演歌の世界でも世代交代は起きていたのか。

  たけしの歌は衝撃だったが、紅白は別の視点も用意している。もし綾瀬はるかに注目して観ていたら、もっと楽しめたかも知れない。

  ノーミス宣言の綾瀬が最初の一発目で、早くも噛んだ。内村が内心で綾瀬に期待していたのが、そういう彼女だった。「本番でフタを開けてみないと分からないのが綾瀬さんの魅力」

  ミスが彼女の魅力になっていた。常識がひっくり返った。

  綾瀬のコントというか、ほんと楽しかったよ。楽しそうに物まねしているのが分かったよ。あれが好感を呼んでいるんだね。

 正月は、なぜか物足りない。昔の話をすると、新春かくし芸大会が無くなった。堺正章は、まだ元気だがなあ。おやじのような死に方はしない。

  あと残念なのは、温泉からの中継が無くなった。温泉に付き物の美女が居なくなった。つまりオレの考える色気が、そういう概念が変化したってことだ。LGBTのせいだ。大衆に迎合するのがTVなんだがなあ。

 格付けチェックは、毎年楽しみに見る。それはGACKTが人知れず、後頭部に10円禿げを作るほど努力しているからだし、一流芸能人が落ちぶれる姿が「もののあわれ」だからだ。見ている方に、味が分からないのに、楽しめる。なぜだろう。神戸牛がCだということが分かった。それは各人のコメントを聞いたからだ。スジがあってほどけていく。鬼龍院翔は過去のGACKTのコメントが仇となって沈んだ。

  38億円の楽器は、テレビでは分からない。電波に乗ったストラディバリが、茶の間に届くとは思えない。スピーカーで聴いたって、分からんわ。

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