松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

サスケの正露丸

2021-10-25 11:55:59 | 日記・エッセイ・コラム
 夏場からずっと、サスケが吐き戻しを繰り返すので困っていた。動物病院に行ったら、ストレスのせいじゃないかと言われたそうだ。薬をもらって飲んでも、さっぱり収まらない。
 じゃあ民間療法といくか。薬箱を探したら、正露丸があった。ふんふん、クレオソートね。これは効きそうだ。

 小さい子供は一粒とあるから、その半分あったら充分だろう。潰して粉にしてペットフードに振り掛けた。食べてくれた。 それが昨日のことで、さて今朝起きたら、吐いてない。一日では分からんが、サスケは良く寝た。オレの方が早かった。これは珍しいことだ。さすが正露丸。ロシアをやっつけたで。

 昔からある日本の薬は良く出来ている。龍角散もそうだ。これは佐竹藩の御典医であった藤井玄淵(美郷町六郷)によって、藩薬として文政年間に創製された。
 その縁で、美郷町では生薬を栽培し龍角散本舗に納めている。キキョウとカンゾウがそうだ。秋田の人は、CMで何となく知っているでしょう。

 龍角散って、すごい名前だと思いませんか。元々の成分は「竜骨」と「龍脳」と「鹿角霜」。竜骨とはゾウや大きな動物の骨の化石。恐竜の骨も含まれるそうです。カルシウムですからね。大事です。「龍脳」とはインドネシア原産の植物「龍脳樹」の樹脂が結晶化したもので、お香の原料にもなる。それに鹿の角を原料とする「鹿角霜」。

 漢方には、意味があるんですよ。香りも大事な成分です。病は気から。
 あと「仁丹」も気になる存在です。われわれは、子供の頃から知っているし、大人は付き合い上「エチケット」みたいに常用していましたよね。銀色の粒がスッキリして、気持ち良かったです。

 名前の由来は、じっくり調べて下さい。大した事ないです。「丹」とか「散」とか「丸」はクスリのことです。
 漢方は今、お医者さんが処方できるまでになってますよね。進歩しました。ついでにコロナに効く漢方、ないですかね。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メラニー「悲しみの足音」 | トップ | 話し掛けられて、最も緊張す... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事