ロシアのドーピングで、驚いてちゃダメでしょ。

　ロシアの国家ぐるみのドーピング問題で、アナウンサーが信じられない、とコメントしていました。なに、あまちゃんな事言ってんですか。

　私が最初に考えたことは、ロシアは随分なドジを踏んだものだ、という事と、ターゲットにされたのかな、という事と、ＷＡＤＡ（世界アンチ・ドーピング機関）もアメリカの管轄下にあるのだろうか、という事でした。昔からどこでもやっていることでしょう。イタチごっこなんですよ。検査に引っ掛からない薬と、新しい検査方法のね。特に大国はメンツがあるし、オリンピックとなったら目の色変えてやってくるでしょう。日本には関係ない話でしょうけどね。日本人は真面目ですから。

　陸上短距離で、２位を１０ｍも離してゴールした選手がいたでしょ。ほら、えーと草津音頭にも出てくる、♪草津良いとこ　一度はおいで　ア・ドッコイショ　お湯の中にも　コリャ　花が咲くよ　ジョイナジョイナー　そうそう、そのフローレンス・ジョイナー。女らしく長い爪にネイルアートを施し、髪をなびかせていましたが、肩の盛り上がりやムキムキの肉体は隠しようもなく、胸が無かったです。胸も筋肉でした。大体、ヤクを使っている選手は分かります。胸がないです。多分、男性ホルモンのせいでしょう。もしかしたら毎日ヒゲを隠すために剃っていたかも知れません。

　日本人の短距離選手は、美しくて速いです。これが本当のアスリートです。駅伝を見ていても、均整のとれた、かわいい子が多いです。筋肉ムキムキの、ジョイナークラスの女子は見たことがありません。

　だからいつも言っているのです。オリンピックは誰もが憧れる舞台です。ですが金権体質の、汚れた、どろどろした国家間の、武器を使わない戦争です。オリンピック精神は今も引き継がれていますか。アマチュアの祭典ですか。国威発揚のために使われているでしょう。メダルの取れそうな競技に厚く補助金を出して。

　なんで４年に１回しか来ない、そんな大会に命を懸けるのでしょう。子供たちが、オリンピックを目標にするの、やめさせませんか。本当のオリンピックの姿を教えてやりましょうよ。薬まみれの金メダルに、価値はありませんよ。