なにやら高校生がすごい記録を出したということで、彼だけが注目されている
みたいだ。でも決勝を見た限りでは、ゴール前で相当2位の選手に追い込まれて
いた。高校生が失速したというより、2位の選手が加速した感があった。もう3m
あったら抜かれていただろう。それで2位は誰か調べた。相当難儀した。どこも
2位なんかニュースにしないからだ。彼は慶應義塾大2年の山縣亮太だった。
オレの中ではノーマークの人間だ。彼もまだ20歳、成長中だと感じる。
あの追い込みは、カールルイスを彷彿とさせるものがあった。カールルイスの走りは
芸術だと思う。自動車のギアが切り替わるように加速していって、
トップギアになってからの走りが凄い。
トップギアになってからも加速していく。
それはストライドがぐーんと伸びるからだと思う。
まるで宙を飛ぶように。
途中で結果が分かるような、
レースはつまらない。
訂正:やっぱり失速していた。2度目見たらはっきり分かった。
でも、足の回転は天下一品らしい。1秒間に5歩。ちなみに
ボルトで1秒間に4.6歩。この二人を含めて、日本人が近々
9秒台を複数の人間、出してもおかしくない状況だそうな。
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