夢はね。イコール「あの世」です。私たちは毎晩、あの世へお邪魔しているんです。これが自分の結論です。同じ事を言う子供が居るそうです。
胎内記憶を持つ子供たちの中で、このように言う子がいます。「人はだれでも夢を見ているときは、生まれる前にいた雲の上の世界に戻るんだよ」
初めて、同じ事を考える証言に出会いました。
あそこは時間の無い世界。死んだ人も、生きた人も、歴史上の人物も。平等に存在できる場所。あの世しか無いでしょう。夢の意味を、長い間考えた結論です。
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ところでね。いい女に会えたんですよ。それも2回連続で。
彼女はダンスがうまい。レオタード姿だったかも知れない。整った顔をしていた。集団で何かの作品を演じているようだった。踊る人たちの様子を、自由な位置から間近に見られた。オレ自身も、空中にいるみたいだった。
そうだろうなあ。魂だからなあ。体が無い。体が無いのに、相手の体が見える。これは「量子論」で説明できる。
目の無い自分に、ダンスが見える。これは「量子もつれ」効果だ。対になった遠くの量子の片割れが今、自分に情報をくれているのだ。
2回目のダンスは、前と違う種類のダンスだった。だから彼女も、同じ人間が(魂が)居ることに気が付いた。「前も、居ましたね」と声を掛けてくれた。
こんな理想の彼女をゲット出来る。なんて運がいいんだろう。と最初は思った。でも考えて見ると、彼女は無数に存在できる。そこにも、ここにも。好きな相手の数だけ、現れる。
要は確率の問題だ。量子論で出来た彼女は、高い確率で現れる場所と、低い確率で現れる場所がある。
オレが会えた場所は、その中のひとつだったのだ。
へっへっへ~。今夜。逢えたら、凄いな。
分かってるって~。次第に取り憑かれたオレは、痩せ細って生気を失うんだろ。それは、ないよ。