「忍者走り」のファンです。

　名古屋ウイメンズマラソン。「忍者走り」の安藤友香が優勝しました。パリ五輪は逃しましたが、前田穂南のタイムはズバ抜けていますから、仕方ありません。

　それよりも、自己の７年前の初マラソンの記録を破ったことと、外人勢に勝って優勝したことで、ゴール後は泣いていました。ゴールした後、一番苦しそうにしていました。いろいろの思いが、頭を駆け巡っていたのでしょう。

　やりましたね、「ニンジャ走り」。あれで完走できるんですね。参りました。

７年前かどうか忘れましたが、あのランニング・フォームの登場は鮮明に覚えています。腕をダランと下げたまま、腰も高くして、割と速いピッチで走る。省エネ走法らしいです。

　なんか、かえって走りづらそうに見えます。手が邪魔だから、そうしたって？　ホントかな。でも確かに「ブレない走り」でした。解説の誰かが、口が開いたと指摘していましたが、そのままゴールまで通しました。きっとこれも省エネで、自然と酸素が入るように、口を開けていたんでしょう。

　顔もそこそこ良いので、応援しています。印象が藤本美貴とかぶります。性格も、そうなのかも知れません。

　ちなみに、日本人２位の鈴木亜由子。インタビューを聞いていて、ある人物を思い出しました。エレファントカシマシの宮本浩次です。質問に対する反応、上目使いに視線を左右に振りながら答える。表情もそっくり。合間の取り方も一緒。

　今日は二人とも立派でした。外人二人に離されてから、追いすがりました。ニンジャ走りにも、ラスト・スパートがありました。カッコ良かったです。惚れちまいそうです。良い母になると思います。子供３人は育てて欲しいです。