松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

八木沢美術散歩

2019-08-24 14:46:48 | 日記・エッセイ・コラム

 上小阿仁プロジェクトの八木沢会場です。

  一番遠いのが、段々畑を登った先にあって、疲れました。

  この金ピカの箱の手前の畑で仕事中のおじさんに、

 このあぜ道を通っていいか聞きました。

 84才だそうです。ぽろぽろジャガイモを掘っくり返していました。

 元気でした。

  アーティストにも会いました。

 オレを待っていてくれたのが大小島(おおこじま)マキさん。

 あ、これ沖田面小学校にもあったね。

 中も快適だから入れと言う。

 もぐり込むと、ふかふかのベッド状態になっていた。

 透かした模様が綺麗だった。

 絵の題材について、いろいろ説明したかったんだろう。

 相当考えた力作なことが言葉から伝わってくる。

 しかし二人で中でいちゃつきたかったが、

 次のお客様がすぐ後ろに来ていた。惜しかった。

  ここでは不思議な事が起こる。八木沢の妖精に遭った。

 こんな格好するのは、おばはんに違いないと、

 遠目に考えて、すれ違うと若いじゃないか。

 あなたは妖精ですか、と戻って聞けば良かったが、

 その元気は無かった。

  代わりに大小島さんが追っかけて来て、

 一緒に雨の中を公民館に向かった。

 地元の人と気軽に名前を呼び合って、すっかり溶け込んでいる。

  公民館では野菜たっぷりカレーを注文したが、

 なにやらたくさんのスタッフが集まってミーティングしている。

 武蔵野美大が多かったような気がする。

  可愛い子が二人でこっちを見てニコッと笑う。

 非常に初日なので、初々しい。

 疲れて濡れた体に、

 カレーは甘くて染みるように入ってゆく。

コメント (1)
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