秋になって、食べ物がおいしく感じられるようになったのは、なぜでしょう。
涼しくなった脳が、冷静に判断できるようになったのでしょうか。
いずれにしても、つい食べ過ぎてしまうのが、秋です。
私は細いので、いくら食べても太らないのですが、それでもどうしても
多く食べることは、塩分の過剰摂取につながるので、気を付けています。
そのココロは、舌を、まんべんなく使用することだと、思います。
調味料の掛かった部分を、ちょこちょこ食べていると、本当の味が分かりません。
思い切って、舌全体に転がして、頂きましょう。
仙台に下宿していた頃、友人の叔父さんの家にお邪魔したことがあります。
その方は、面白い人で、例えばパンにジャムを塗ったら、さかさまにして
ジャムの方が舌に当たるようにして食べるのです。昭和45年頃、このことに
気が付いていた人は、すごいなあと思います。
それで今日、カツにソースを掛けて、こぼれないよう、ひっくり返し、
ソースの方から、いただきました。ご飯が進みました。
いまだに、食レポで、握り寿司を食べる場面を見かけますが、
ネタから行った人を、見たことがありません。彼らは、醤油味のご飯が
食べたいのでしょうか。ま、これは人それぞれですので、非難しているわけでは
ございません。
さて、その叔父さん、ほかにもすごいことを、教えてくれました。
トイレに入って、紙が、5cm四方しかなかったら、どうするか。
あなたの家は、ウォシュレットだから心配ない。あ、そう。
私は幸い、痔も持ってないし、どうしても自分の指で確認したい派です。
40年以上前の話ですからね。その紙の中央を破って、指を入れる。
そのあとは、生々し過ぎて、やめておきます。
が、最後に、その指を拭くことは、確かです。