花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

カンザクラその後

2015年03月11日 | 小石川植物園
カンザクラが満開のとき!!!豪華絢爛でした。たっぷりの花束がごっそり~





ほどなく終盤に近づいて・・・この頃になると雄しべの色の変化を見るのが楽しみ♪




花糸の色が白かったり赤かったりしています。萼片の色も濃くなった感じ




雄しべの花糸は紅色になってとってもきれい♪ 終わりになるにつれ紅色がどんどん濃くなって!


小鳥にはもうこの赤くなった雄しべは見えないのだとNHKの「アインシュタインの眼」で知りました。
そのときはソメイヨシノでしたがカンザクラでも同じだと思います。
花粉をたくさん出している花に効率的に小鳥を誘う戦略なのだそうです。





それにしてもこの紅色の花糸はきれいなので思わずそばへ近づいてよく見てきました!
萼片だけ残った姿もインパクトがあります。



始めは随分白かったこと♪



ツノハシバミ

2015年03月06日 | 小石川植物園
12月下旬からツノハシバミを見続けてきました。  その頃から2月下旬までの様子
雄花は年末からすでにつぼみを付け始めて!   カバノキ科ハシバミ属





濃紅色の冬芽がとってもきれいでした





間近にある枝は少ないので同じ枝を見ていたら・・・1月の終わり頃


下は上の写真と同じ枝  冬芽と思っていたところに雌花が出て咲きました! 咲いたのを見たのは2月3日
となると 冬芽 雌花 どっちも見た目は同じよう  始めのうちから見分けるのは難しそうです。



この雄花の下のほうからも雌花が出てきそうです。


イソギンチャクのような雌花に目を細めてやっと咲いてくれた花に見とれました。













雄花はつぼみから大分経ってやっと咲いてきたという感じです。
早くからつぼみがあったのに咲くのは雄花のほうが遅いようです。







咲き始めると雄花はハンノキの花と見間違えるほどよく似ています。
でも咲く時期はハンノキよりずっと遅いし雌花は全く異なっているので間違えることはないでしょう







柱頭がだいぶ傷んでもう終わりなのかしら・・・緑の葉が早く展開してくれればもっときれいに見えるはず♪
あとはツノハシバミ独特の果実ができるまで待ち遠しい日々を送ることになります~
写真を撮るのにとっても手こずったツノハシバミ   ゴミ箱ゆきがどっさりできました。


明日(3/7)から出かけますのでしばらくお休みします。よろしくお願いいたします

ツバキ、フクジュソウ

2015年03月05日 | 小石川植物園
ツバキのオモシロ顔あるのかしら・・・そう思って椿園へ足を向けたところ♪ あった!あった!
ひょうきんな ”ぺろん顔” こいもちゃんが見てきたのと同じ顔が見えました♪



雌蕊はよっぽど長そう!!!


少し開き始めた花  こういうのを見ると最初は雌しべが飛び出していたなんて思えない


こっちもあまり目立っていないし・・・最初だけはいやに目立ちたがり屋さんなのですか~♪


よく開いている花!丸みがあり可愛く見えました♪名札の文字列は「角葉珍山」に・・・可愛さにはちょっと






終わりに近づいて・・・



ほほ紅つけたような・・・少し恥じらい 少し紅色に染めて



フクジュソウ  早春には鑑賞したいと思っていたら運よく咲いている最中でした。
写真を撮る位置が決まって手前からのみ  みんな左に傾いています~











もう虫にやられたのでしょうか・・・大分かじられて・・・

ハヤザキマンサク2

2015年03月04日 | 小石川植物園
その後のハヤザキマンサク  豪華に花がびっしりつきました。
シナマンサクよりずっと小ぶりでひらひらしたりぼんも細くて可憐だと感じました。











短枝にできた葉痕がいっぱい見えます!最初はこれってなんだろうと思って・・・


教えていただいたことを忘れないように記しておきます
★長枝から出た短い枝に葉がつき、その葉腋に花芽がつく そのため何年分もの葉痕がつく
★花芽は今年伸びた短枝の葉腋につき、花が終わると葉が出る





これから下はニシキマンサクという名前がついていました。園芸種
小さな花で頼りなげで細いリボンがハヤザキマンサクより更に細くチリチリした印象を受けます。



この形を見ていたらなにかに似ているんだけど・・・ず~っとなんだろうと考えて・・・・
やっと思い出しました!ツクシの胞子 埴沙萌(はにしゃぼう)さんが撮られたのと似ているような・・・









これは長枝の脇に伸びていたニシキマンサクの短枝
マンサクの長枝と短枝  調子に乗ってよく覚えられますように!!!


マンサク

2015年03月03日 | 小石川植物園
国産のマンサクは小石川では見られないと思っていたら見本園の中にありました!







写す角度により多少の色の差がありますが、シナマンサクより色がうすく小ぶりの花でした。





下の2枚は隣同士で植えられていたシナマンサク
こうして比べてみるとシナマンサクとマンサクは違うように見えるのですが
個々に見たら分かりそうもありません。マンサクってとっても交雑しやすいそうです。
厳密にこれはこう・・・と決めるのは難しそう  それにマンサクはイチョウと同じように長枝と短枝があり
短枝にはたくさんの葉痕が見られるそうです。
ハヤザキマンサクのときにいっぱい顔が並んでいるように見えたのも短枝の葉痕でした!
マンサク全般 ずらずら並ぶ葉痕を見るのもひとつの楽しみと言えそうです




勝浦へ2

2015年03月02日 | 千葉県内
勝浦辺りはタケノコの産地 竹林が多いです。この黄色の竹は金目孟宗竹だと思います。
おめでたい金色が入った竹が迎えてくれる「花野辺の里」への入り口   2015.2.26(木)  
雨に遭ってひどい日なのによく歩きました。訪れている人はほんの数人 雨なのに人もいたのです


里山の地形をそのまま利用して造られた三万坪からなる花絵巻と銘打った場所でした。
昔は竹藪と杉の林だった山を切り開いて10年ほと前から折々の植物を植えていったそうです。
どれを見ても水滴がついてそれなりにいいのですが・・・







カワヅザクラは満開といっていいくらいでした。




砂利道にどんぐりとほかにあるのが見えるかな~

なにかの芽が出てくるんじゃないの?くらいに思っていたらこれがフキノトウの始まりでした。
始めは周りの葉が赤くてとってもきれい! フキノトウの鑑賞できました♪




目につくのは雄花ばかり・・・




大感激はこれでした!!!
ぼうやがここにいっぱい集まって会議を始めたのかそれとも宴会?申し合せたように集まるなんて♪
ツツジの木の根元に集合したみたいです。



キノコの一種のツチグリを見たくてたまらなかったのがひょっこりと出てきてくれるなんて!
雨の日も悪くないです~ それより雨の日だからこそ見つけられたツチグリぼうや
最初に見つけたのは嫁と息子 
これはなんだと靴でけとばしたって・・・そのとき白い煙も見ていたそうです。
真ん中にある穴を指で押さえると白い煙のような胞子を出します!
何度か押してみたらその都度ちゃんと出ました。雨粒を利用してようやく胞子を放出することができる♪



乾燥した状態だとからからにひからびてしまう それが水分を含むとまた元気になるそうです。
からからになっているときは風を力にしてころころ転がるように場所を移動する
お散歩ツチグリちゃん♪ ここに集まったのはきっと吹きだまりになっているからだと思いました。
ほかにもいっぱいありました。こんなに一度に見ることができたなんてこのときは雨に大感謝!



胞子をためている部分がやぶれてしまって・・・


こっちは上がとれてなくなっています・・・ヒトデのようなところは相変わらず残って!模様がきれい


最後はこうなるのかな~ 食べることもできるそうですがこうなったら無理
まだ元気なうちでも味はどうも・・・それより食べてみたいという気が起こらない・・・




杉の木が赤く見えました。写真では雨のためぼやけているのですが・・・
なんとなく目の周りがかゆくなったような気がします。杉のある山は全体が赤くなっていました。
初めて花粉症になる人が今年はどうも多いようだとの報道がありました。
できればすぎ花粉症にならずにすぎますように♪

勝浦へ1

2015年03月01日 | 千葉県内
雨天決行!!! 房総半島へ行こうとなるといつも雨に降られて・・・2015.2.26
天気予報も分かっていて決めたのは前日  都合がこうなってしまったので仕方ない
午前中はそれでもなんとか大降りにはならなかったのでよかった♪
途中から急にこの場所へ行ってみることに!どんなところなのか全く予備知識がなくワクワクでした。
海の中を見られるってどんな具合になっているのかしら・・・見当がつかない



まだ時間が早いので海辺まで下りていってみます!


波打ち際には色々面白いものが打ち上げられて見たり拾ったりするのをやめられない・・・


きれいな貝殻のかけらや海藻のちぎれたものがたくさんあります!コレクションしたくなるほど♪



彩り豊かで見飽きないです~ 石は周りが丸く削られて丸い小さな穴がいくつもあいていたり♪



入場時間になったので向こうの海中公園まで行ってみます♪


観覧券売り場の後ろは崖になっていました。

切符が買えたら展望塔まで!



道のりはちょっとあるので途中の海の景色を眺めることができます。
海から突き出ているこの塔はできあがったものをクレーンでつり上げて海の中に設置したそうです。






これは昔イワシの追い込み漁に使われたいけすですって!岩を削った手作りのいけす♪
イワシが入る穴も見えます。
漁師さんたちはここに追い込まれたイワシを網ですくって集めたそうです



いよいよ中に入ると上り下り別のらせん階段があり海抜より低いところに侵入です。
海底からの水深8Mの海の中を見ることができる!!!



海の中を見る場所は丁度潜水艦にいるような状態のところでした。360度のパノラマ展望室
泳げなくても全く心配なく普通のままで海の中の見物できました!



魚たちを写すのは難しくて・・・魚の種類はたくさん! 群がって泳いでいるのをみることができます。



帰り道海の上から来た道を見ると!崖が迫っていたのでした。

太平洋の打ち寄せてきた白波はダイナミック!  海水はとってもきれいで中まで透き通って見えます



「クラゲ」の生態の色々が「展示館」で開催中だったので見てきました。 水槽の中のものも写しにくい





この後は目的とした「花野辺の里」へ行ってみることに♪