岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

練習についての思い

2010年05月09日 | 練習日記
5月9日(日)は参観日の学校もありましたが、遅れても多くの中学生が参加してくれ、いい練習ができました。

四国中央市長杯が終わって、1年生も本格的に上級生と一緒の練習をはじめて2回目です。
練習の内容は後で書くとして、少し思っていることを書いておきます。

3年生から1年生まで全ての学年に相当の人数がそろったのは久しぶりです。
しかも練習の出席率もいいので、毎回の練習の人数も多いです。

せっかく集まるのだから、皆が練習内容を理解し、ラグビーを楽しみ、そして目標に向かって進んでほしいと思っていますが、そのためには、もう少し練習のポイントや目的を説明する時間を、キッチリととった方がよいのかなと思っています。(この2回の練習であらためて思いました)

同じ練習でも、3年生、2年生は、関西大会等に向けてさらにレベルアップするために、1年生はラグビーについて知るために、目的は少し違うかもしれませんが、説明するという方法は同じです。

コーチの側から言うと、何度言っても中学生の反応が無いし聞いているのかわからない、選手の側から言うと何かわからんけど怒られてる(みたい)では、お互い欲求不満もたまると思います。

コーチとすれば、週8回程度の練習を少しでも密度を上げたいので、どんどん中学生の身体を動かしたいのが本音(安心)ですが、ここは少し我慢して話すことに時間をかけることも必要かなと思います。

一方、そのような時間をとるからには、中学生は説明を聞く時には集中して理解し、動くときもそれに集中するというメリハリが不可欠です。

グラウンドでの説明に加えてブログでの説明もできるだけやっていきますので、是非イメージしてください。

ところで、今日の練習で、○下、○井の両3年生を一喝しました。
最近始めた選手とミニの時以来久しぶりに再開した選手ですが、故障で今日は見学でした。
グラウンドの端でトレーニングをしていましたが、少しだらけて見えました。

2人とも、結構身体も大きく運動経験もあるので、高校以降も含めて大変期待していますが、中学時代は決して十分な時間があるわけではありません。
もし7月末の関西大会の登録メンバーに入りたいと考えているならば、登録までに2ヶ月も無いと思います。

見学して自分でトレーニングするのもよいのですが、積極的に練習を見る、ラグビーやユニットプレー、チームプレーを見て覚えることが重要です。
トレーニングは、毎日家でもどこでもできます。
2ヶ月あれば相当のことができます。是非、挑戦してみてください。

さて、今日の練習メニューです。
ブログ担当コーチは少し早く帰りましたので途中までです。

①ランパス(ライン)
  パスは力いっぱい投げる。(山なりのパスはダメ)
  パスを投げた後は、相手に向けてフォロースルー。

②4対4でアタックとディフェンスを交互に連続
  アタックからディフェンス、ディフェンスからアタックへ代わる際の意識。
  ディフェンスになったら、ノミネート(指差し、声)しながら下がる。
   下がってからではなく、下がる途中からノミネートし、味方に知らせる。
    ノミネート=自分が「○○を見た」と、責任もって仲間に宣言
          味方がある選手をノミネートしてくれていれば、安心して他の選手を見れる。
  アタックの側は、いつでもアタックできるように、常に身体を前掲しながら下がる。
  下がることが目的ではない。・・・横1線でボールを回してもよい。(北条北中学の動き)

③4対4から深いパスで外に回して、さらにフォロー(トップ)
  スペースの広いラインの外側を使う場合。
  流れない。
  パスして余裕があれば必ずフォロー。
  試合でウイングまでパスをまわそうと思えば、深いラインでまわせなければダメ。
  深いラインで回しながら、相手をよく見て、チャンスがあれば突破。
  ボールを持って前に走りすぎると必ずディフェンスラインに当たる。

④タックル&2人でスイープ
  タックル後のスイープ&ジャッカル。
  ジャッカルできなくても、相手が球を出すのに時間をかけたり、相手ハーフにプレッシャーをかけると、ディフェンスがやりやすくなる。
  これを我慢強く繰り返すことが、ターンオーバーにつながる。


今日の練習のスナップです。
前にも書きましたが、あくまで一風景であり、全員の写真を載せるつもりでやっているのではありませんので悪しからず。

















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