岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

AT・DFと「見る」こと

2012年03月30日 | ラグビーの基本
ラグビーのディフェンスでは、一人ひとりが前を見て相手をノミネートし、一人だけの点ではなく面で相手をとらえるために、味方同士がコミュニケーションが必要です。

前をしっかり見て、できればアタック側より人数的に優位を保ち、さらに選手が自分たちで判断して動くことが大切です。 

アタックについては、スペースを作る考えは根本にあっていいのですが、ディフェンスがしっかりしていると、一つのパスでや一回のランでは簡単にはいきません。
そのため、ディフェンスの選手が立ち並び選手の間隔がせまい所と、選手の間が広がっている所を見つけて、選手の間が広がっている所をアタックすることが重要になります。
 ※ディフェンスの選手が密集しているところに攻め込むのは大変です。

つまり、ディフェンスの選手の間を広げるために、アタック側は何度もボールを動かし、選手も動き、また縦のアタックも混ぜながら、次第にアコーディオンのようにディフェンスの選手の間を広くあけさせる意図が必要です。

そして、アタックを継続している時に、ディフェンスの選手が広がっている所を見つけるためには「前を見る」ことが重要です。
1対1の勝負ができる所や、ディフェンスの選手の間を突破できる所をどう見つけるかがポイントになります。

「前を見る」ことで状況をつかみ、それに応じて選手が判断してプレーする。
選手全員が前を見て状況を判断し、その判断が日頃の練習や試合で統一されたものであれば、全員が同じ考え方や方向性で動けます。
逆に、判断をしようとしない選手、つまり「前を見ない」選手は、反応が遅れ、そのような選手が多いチームは、例えば体が大きければある程度までは勝てますが、それ以上は決して強くなれません。

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