岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

1次ディフェンス(その2)

2010年02月17日 | ビデオ連続画像
セットプレー(スクラム)からのディフェンスです。
最近、意識して練習している内容ですので、写真を見ながら説明します。


相手のフッキング後の写真です。
ロックはパスアウトと同時に、前にディフェンスに出られる態勢をとっています。
ハーフは、相手のボール投入側のスクラム最後尾に下がり、左右を警戒しています。
(別のパターンとして、ロックとハーフが入れ替わるパターンもあります)


相手ハーフのパスモーションと同時に、ロックが飛び出そうとしています。
スタンド、両センターも前にスタートします。
なお、スタンドは、味方ロックの出足を見ながら出ていきます。
(味方ロックがスタンドに十分届く場合は、少し前に出るのを抑えます)


前に出たロックは、相手スタンドに向かいトップスピードでつめます。
(ロックが、スタンドの役割も果たします)
両センターも、前に上がっていきます。
ロックが相手スタンドを抑える代わりに、スタンドは少し後ろをカバーします。
(大人のラグビーのNO.8のような役割です)
ハーフもカバーディフェンスに走ります。
※この写真では、第2センターはもう少し前に上がった方が良いと思います。
なお、ブラインド側のロックも前に出ることで、相手のブラインド攻撃をつぶします。


ロックはラインをなめながら前に出て、両センターも相手との間隔をつめます。
ブラインド側のロックがさらに内側を抑え、ハーフ、スタンドはカバーディフェンスをしています。
※今回の写真で、第2センターがもう少し前に出ていれば、相手のスペースを完全につぶせます。


センターでコンタクトしています。
相手のサポートが一人なのに対し、味方は二人(ロック、第2センター)がポイント近くにいます。


ここまでは非常にいいディフェンスですが、ここからは課題が見えてきます。

明らかなターンオーバーのチャンスですが、このような場合には、皆がターンオーバーを意識して走りこむなど、全員が一気に集中しなければいけません。
「ターンオーバー」といった声も大切です。


ポイントのまわりで、立って見ています。
ここで、低い姿勢で、味方の倒れている選手を乗り越えて前に出ることができれば、簡単にターンオーバーしてマイボールにできます。


前に出る気持ちは見えてきました。
あとは、接点での強さ・低さ、チャンスでの全員の集中力が出れば、素晴らしいディフェンスができるようになります。

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