岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

感想

2017年11月25日 | 全国大会
代表決定戦に勝利したホッとした気分も抜け、試合のビデオを何回も見直しています。
その結果、決定戦について今感じている一番は、「FWひどかったな・・・」ということです。
相手チームが岡山のBKをマークしがちな中で攻めればよいアタックはまずまずでしたが、
言いたいのはディフェンスです。
何がひどいかというと、「走れていない」「責任感・主体性が見えない」。これに尽きます。

まだ試合の最初の方は”それなりに”でしたが、自陣からの赤迫のキックを相手がキャッチ
して、展開された以降、全員の足がパタッと止まりました。(ヒザに手をついていたのは岡山
の選手だけ)
待つだけのペナルティー、誰も走らないマイボールのドロップアウト、・・・と続き、前半2トライ
を返されましたが、この感じがノーサイドまで続きました。

さらに、前に出ない、出たとしてもすぐに見てしまって次に走ろうとしない・・・、書けばキリが
ないといった感じです。
全員が走る続けることは当然できませんが、5人FWのジュニアラグビーでは、ポジションや
体型に関係なく、特に一人目、二人目が、大人のラグビーのフランカーのようにポイントに
しっかり走らないと、チームとしてのディフェンスはできません。

また、ドロップアウトの際など、何かFW全員の足が一度に止まるというのは、相変わらず
全員が誰かに任せている無責任さの結果だと思います。
5月の四国中央市長杯で、愛媛県のチームに逆転で敗れた際の反省点と全く同じです。

前半2トライ先行したり、前半1点差でもリードして折り返していなければ、結果はどうなったか
わからないというのが実感す。

全国大会に向けての1ヶ月、もう一度、「走る」「ディフェンスで走る」といった、一見単純な
ことを大切にする必要がありそうです。

BKについては、やはりタックルです。(もちろんFWもです)
まだまだタックルの瞬間のスピードや強さが無いため、相手選手のボディコントロール、特に
内にきられた相手を簡単に逃がしてしまう場面が多く見られました。
※これも、FW(内側のBk選手も含め)、内側からのプレッシャーの無さとも関連しますが・・・。

ただ、タックルについては「まだまだ、この程度だろう」といったのが正直な感想で、中学生が
日頃のタックル練習でコーチ陣から言われていることに、あらためて気づいたとすれば、良い
薬になったと前向きに考えたいと思います。
太陽生命カップでは、「タックル良くなった」と多くの人からほめてもらいましたが、まだまだ
ということです。
もう一度謙虚な気持ちになって、タックルについてしっかり考えてほしいと思います。

ここまで書くと、これから全国大会に向けての大きな課題は、次の2つのような気がします。
①走ること。(単純に走ることではありません。ラグビーのプレーの中で走ることです。)
②タックル。

頑張りましょう。