山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

「桜を見る会」で腹立つのは、野党の対応?というテレビの意図的誘導

2019年12月06日 15時42分10秒 | Weblog

 以前から、「桜を見る会」について、もういいではないか、国会には日米貿易交渉とかもっと大事な問題があるのにといって、追及の足を引っ張る議論があった。この論は悪質だ。問題は安倍氏と自民党が予算委員会を開かずに追及の手が及ばないように逃げていることなのに、テレビ視聴者の頭を混乱させるためにコメンテーターが意図的に流す。事実、貿易交渉は予算委員会でない当該委員会では議論が進んでさっさと採決まで行っているではないか。与党は多数を持っているのだから。

 今日(12月6日)新手の足引っ張りが出てきた。4chMBSテレビの朝のワイドショー・志らくの「グッとラック」で「桜」問題で「クイズ100人に聞きました」をやった。「桜」で何に腹が立つ?といって、1位)税金の私物化45人くらいだったか?、2位)は野党の対応に腹が立つときた。20人くらい。このアンケートはテレビ局が選択肢を用意して100人に聞いたのだ。安倍首相の説明に納得20人と対応している。問題は野党の対応という選択肢だ。この選択肢を出すなら、与党の対応という選択肢を設けないとおかしい。野党が追及しているのは、税金の私物化、データの隠蔽・破棄、反社会勢力やマルチ商法会社の招待など法と民主主義の根幹にかかわることばかりだ。ところが与党は何ひとつ問題追及をしない。それどころか隠蔽にこれ務めている。腹が立つといえば、この与党の隠蔽体質こそ取り上げるべきだ。

民主政治とは正反対の「桜を見る会」疑惑と安倍政権の対応。その内容のあまりのひどさに、テレビも取り上げざるを得ないのだが、安倍首相がテレビ界の幹部と長年にわたってねんごろな関係を築いてきた効果がこんなところで効果をあらわしている。

                                                                                                                

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