山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

パリの緑のマラソンコースを見て、木を切る大阪を考える

2024年08月13日 16時58分07秒 | Weblog
 パリのマラソン中継を見て選手たちが木陰を走っているのに感動した。大きい街路樹が道路をおおっていた。
 ひるがえって大阪の街路樹の貧相なことに泣きたい思いがした。時あたかも維新が「木を切る改革」の完了目指して突進中だ。2018年から1万9000本の木を切る大阪市の改造計画をすすめている。街路樹、公園樹を切っている。とくに大きな反発を呼んでいるのが、公園の木の伐採だ。扇町公園の木も激しい抗議の声を押しのけて大量に切っている。扇町公園は木を切って商業施設にする。
 大阪は公園面積が狭い。大阪市の一人当たり面積は3・2㎡。パリは11・8㎡、ロンドン26・9㎡、ニューヨーク29・3㎡。
 日本国内の緑被率でも無残だ。神戸市が32・9%、仙台市26・3%、京都市25・8%、名古屋市%21・5%、東京都区部19・6%、大阪市はなんと10・8%。これ以上木を切るな。木を丸裸にして子どもとお年寄りから木陰を奪うな。
 世界の流れに逆行する維新の「木を切る改革」をくい止めよう。大阪から公害をなくす会などが呼びかけて「公園樹・街路樹の伐採中止」の署名運動が始まった。
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