橋下大阪市長は7月25日、2012年に実施した3万人の職員への思想調査について、中央労働委員会が不当労働行為と認定した問題で、しぶしぶ従うと表明した。中央労働委員会の命令の取り消しを求め提訴する議案が、市議会で自民・公明・民主・共産各党の反対で否決されたことにより命令に従うといったのであって、すすんで非を認めたのではない。
アンケートは、政治家の演説会への参加の有無、誰に誘われたか、組合加入の有無など思想調査そのもので、思想良心の自由、団結権、参政権の侵害だった。それを職務命令で提出させた。橋下氏の人権件感覚の欠如、労働組合への敵愾心の度合いを示していた。一方で、労働委員会とは別に職員が市長相手に起こしている裁判については、なんら反省せず同じ主張をくりかえす旨を表明した。
アンケートは、政治家の演説会への参加の有無、誰に誘われたか、組合加入の有無など思想調査そのもので、思想良心の自由、団結権、参政権の侵害だった。それを職務命令で提出させた。橋下氏の人権件感覚の欠如、労働組合への敵愾心の度合いを示していた。一方で、労働委員会とは別に職員が市長相手に起こしている裁判については、なんら反省せず同じ主張をくりかえす旨を表明した。