山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

自己中心主義の安倍外交

2014年01月07日 09時38分30秒 | Weblog
 安倍首相は6日(2014・1・6)、年頭記者会見を行って、外交、憲法改正について語った。中国、韓国との対話が重要だとして、「困難な課題や問題があるからこそ前提条件をつけずに首脳同士が胸襟を開いて話をすべきだ。常に対話のドアは開かれている」とのべた。
 この人の考え方は、度を越した自己中心主義だ。26日に靖国参拝をして、中国、韓国はじめ被害国民の傷に塩を刷り込む、あるいは横っ面をたたいておきながら、握手しよう、前提条件をつけずに、というのだ。首脳同士が胸襟を開いて話し合うべきだという。胸倉をつかんだ直後に、胸襟を開けという。ドアは開かれている、入ってこないのはそちらが悪いのだという調子だ。相手の立場にたってものを考えることをしない自己中心主義だ。
 数段的自衛権行使に向け、憲法の「解釈の変更や改正に向け議論を深めていくべきだ」とも述べた。
 6日、伊勢神宮からもどった安倍首相は、渋谷のイタリア料理店で俳優の津川雅彦氏らと会食をした。津川氏は「たかじんのなんでもいって委員会」という右翼偏向番組で超右翼的発言をくりかえしている人物だ。NHK経営委員に送り込んだ面々と同じ、安倍人脈のひとりだ。
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