黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

新しい道は何を考える?

2012-03-15 | 日記・エッセイ・コラム

この道は新しい道

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この農村地帯は昔(江戸時代)は海だった。

私の家の前に旧道があるが、ここが中津街道だったとこ。

当時は、白砂青松・・・街道の松並木もあった・・・

そんな海から、埋め立て、「塩田」として国家事業として賑わい

その後、農村地帯に・・・・ドラマティックな土地柄のようである。

そして、今、「農地」から「市街化地域」へ。

 

この下に長く息づいてきた「土」は過去の物語を知っているが、

広々とした農地を突きって走るこの1本の道は何も知らない。

日増しに、道は伸びていく。

 

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超大型のトラック、騒音の権化のブルドーザは激しく動く。

静かなこの地が一変した。

小鳥もこの春は飛んでこない・・・雀だけは懲りずにやってくるが。

おかげで、庭の椿は蜜を吸いにやってくるはずの小鳥がこないから

花がしっかり付いて、華やかに咲いている。

昼間の騒音は、じっと家の中にいると地響き音でたまらない。

すぐ前の奥さんは丁度身体の調子が悪い時期と重なり・・・

少し鬱気味だ、心配だね。

文明は、時として凶器にもなる。

自然も破壊し、生きるものの生態までも変えていくのだ。

そんな変貌を、しばらく追いかけてみよう。

夜だけは、元の静けさが・・・これが「本当」なのかも。


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