庭を探して歩くと次々に春の芽が続々と・・・
一挙に顔を出すので、1日では紹介できません。
黄色がまだまだ続きます。
「レンギョウ」
この花も、つい数日前は・・・ただの枝だけだったのに。
もう、こんなに空に向かってグングン伸びていきます。
まるで高校生の時に、一晩で身長が数センチも伸びた。
そんなダイナミックな変化です。
凄いでしょ・・・人ごみの中で生き残る戦争しているみたい。
庭には、数本ありますが、この樹が一番早く開花しています。
同じ樹でも、随分時間差があるのですね。
空に伸びる花もあれば・・・地中からひょっこり顔を出すのも。
茂った雑草の中からニョキニョキ・・
おやおや、これは「ムスカリ」
この鮮やかな紫色だから気が付いた。
明日は雨の予報、きっとその後は、「雨後の竹の子」並みに
一挙に顔を出すことでしょう。
こうした華やかな花に混じって・・・こんな芸術的な姿が目に入りました。
「酔芙蓉」の花柄です。
これがまるで花が開いたような・・
若い芸術家が新作を発表した、オブジェのようです。
近寄ってみると・・・凄いでしょ。
この小さな羽毛のような・・刺激的な姿です。
パカーン! と殻が弾けて・・・小さな種が飛び散って・・
どこか風に乗って・・もちろん、すぐ根元にも無数の種が。
生々流転・・・力ある一粒だけが芽を出すのでしょう。
華やかな「花」にも、自然の厳しさとの闘いがある。
だからこそ、季節の開花に意味があるとも言えます。
固い殻(種が飛んでいった後)に小さな羽毛のような