6月21日。
早朝5:30 自宅を出て空港へ向かう。
当然ながら、道はガラガラ? そう、車の姿はない。
あっと言う間に空港へ到着。
駐車場へ車を置き、チェックインカウンターへ。
久しぶりのフライト・・・スタフライヤーで東京へ。
会社のOB会へ(今回は「熱海」)
昨年は、未曽有の震災のため中止し、今回に。
集合は夕方だが、私には毎回の楽しみがある。
このOB会の前後を利用して趣味の「美術館めぐり」だ。
さぁ、その美術館めぐり ぶらり旅を。
上野の森に着いたのは開館前。
先ず最初は国立西洋美術館へ。
東京に居るときは、何かと言えば、心休めるのはここだった。
常設館の「松方コレクション」の1枚1枚に向き合って過ごすのが
至福の時間だった。
今回は、「ベルリン国立美術館展」を。
珠玉の1枚に会える。
「ヨハネス・フェルメール」
「真珠の首飾りの少女」なのだ。
1662~1665年頃の作品と言うから・・・・
460年も前の絵なのだ。
輝いていました。
ほんの小さな額に収まっているのに。
この絵に会えるのだからね。
普段は、「ベルリン」の美術館の壁に掛かっているのだよ。
因みに、左の肖像画は、「*マルティン・ルター」なんだ。
*ドイツの宗教改革者
ドイツと言うお国柄?か、収集の眼が極めて重厚な感じでしたね。
宗教色の強い絵画と、肖像画が。
つまり、絵の真の意味するところを理解するにはなかなか・・・・。
収蔵量も豊富、幅広い価値ある絵が出展されていました。
お馴染みの画家たちの絵も。
ボッテイチェッリ、ヴァンダイク、ベラスケス、ルーベンス、デユーラー
館内は比較的静かで、人出もまぁまぁ・・珍しいなぁ~。
後は、いつものように「松方コレクション」を。
そして、いつもこの上野に来ると。
もうひとつ行くところが。
上野駅構内の「アンデルセン」 そう、パン屋さんなのだ。
毎回、ここで朝・昼食を。
コーヒー&各種焼き立てのパンを楽しんでます。
今回は、偶然にも「フェルメール」に関係がありました。
実際は、絵の愛好家としては、そこまで・・・と言う感はあるのですが。
でも、現代の科学の粋を集め、高度な技術力の結果が新たな芸術的
価値をも生んだのです。
「フェルメール」の全作品(37作品)の贋作です。
素人では全く判別なんか来ませんよ、額だって、本物と同じ素材で
精巧に作られているのですから。
驚き、桃の木 山椒の木・・・・・こんな駄洒落じゃ、怒られますね。
銀座松坂屋のすぐ裏のみゆき通り
「フェルメール・センター銀座」にて
銀座ソトコトロハス館
「フェルメール光の王国展」
絵を少しでもかじった方なら・・・この絵 見覚えが?
この絵も。
そしてこの絵も。
さらには、フェルメールの故郷 デルフトの眺望
所謂、本物ではありませんが、十分に楽しめました。
能書きを並べるばかりじゃなくて、素直に、1枚の絵として
見る方の私が、「いい気分」で眺めればいいのです。
本物の1枚との出会いと、贋作との出会い。
芸術とは、アートです。
たまにや、「アッート」驚いて楽しむのもいいのではないかと。
「A thing last week NO.2」
明日に続きます。