黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

A thing last week NO.1(6.21)

2012-06-25 | 日記・エッセイ・コラム

6月21日。

早朝5:30 自宅を出て空港へ向かう。

当然ながら、道はガラガラ? そう、車の姿はない。

あっと言う間に空港へ到着。

駐車場へ車を置き、チェックインカウンターへ。

久しぶりのフライト・・・スタフライヤーで東京へ。

会社のOB会へ(今回は「熱海」)

昨年は、未曽有の震災のため中止し、今回に。

集合は夕方だが、私には毎回の楽しみがある。

このOB会の前後を利用して趣味の「美術館めぐり」だ。

さぁ、その美術館めぐり ぶらり旅を。

上野の森に着いたのは開館前。

先ず最初は国立西洋美術館へ。

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西洋美術館 過去何回通っただろう。

東京に居るときは、何かと言えば、心休めるのはここだった。

常設館の「松方コレクション」の1枚1枚に向き合って過ごすのが

至福の時間だった。

今回は、「ベルリン国立美術館展」を。

珠玉の1枚に会える。

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そう、この大看板にある 右側の1枚の絵。

「ヨハネス・フェルメール」

「真珠の首飾りの少女」なのだ。

1662~1665年頃の作品と言うから・・・・

460年も前の絵なのだ。

輝いていました。 

ほんの小さな額に収まっているのに。

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北九州~羽田を飛んで行けば・・・・

この絵に会えるのだからね。

普段は、「ベルリン」の美術館の壁に掛かっているのだよ。

因みに、左の肖像画は、「*マルティン・ルター」なんだ。

*ドイツの宗教改革者

ドイツと言うお国柄?か、収集の眼が極めて重厚な感じでしたね。

宗教色の強い絵画と、肖像画が。

つまり、絵の真の意味するところを理解するにはなかなか・・・・。

収蔵量も豊富、幅広い価値ある絵が出展されていました。

お馴染みの画家たちの絵も。

ボッテイチェッリ、ヴァンダイク、ベラスケス、ルーベンス、デユーラー

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館内は比較的静かで、人出もまぁまぁ・・珍しいなぁ~。

後は、いつものように「松方コレクション」を。

そして、いつもこの上野に来ると。

もうひとつ行くところが。

上野駅構内の「アンデルセン」 そう、パン屋さんなのだ。

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毎回、ここで朝・昼食を。

コーヒー&各種焼き立てのパンを楽しんでます。

そして、次の美術館へ足を伸ばすのです。

今回は、偶然にも「フェルメール」に関係がありました。

実際は、絵の愛好家としては、そこまで・・・と言う感はあるのですが。

でも、現代の科学の粋を集め、高度な技術力の結果が新たな芸術的

価値をも生んだのです。

「フェルメール」の全作品(37作品)の贋作です。

素人では全く判別なんか来ませんよ、額だって、本物と同じ素材で

精巧に作られているのですから。

驚き、桃の木 山椒の木・・・・・こんな駄洒落じゃ、怒られますね。

銀座松坂屋のすぐ裏のみゆき通り

 「フェルメール・センター銀座」にて

銀座ソトコトロハス館

「フェルメール光の王国展」

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絵を少しでもかじった方なら・・・この絵 見覚えが?

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この絵も。

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そしてこの絵も。

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さらには、フェルメールの故郷 デルフトの眺望

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所謂、本物ではありませんが、十分に楽しめました。

能書きを並べるばかりじゃなくて、素直に、1枚の絵として

見る方の私が、「いい気分」で眺めればいいのです。

本物の1枚との出会いと、贋作との出会い。

芸術とは、アートです。

たまにや、「アッート」驚いて楽しむのもいいのではないかと。

「A thing last week NO.2」

 明日に続きます。

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