今日は陽射しが強い! 真夏日か?
空は、今日も 青空に白い雲
これ、そのまま絵になりそう。
自転車を漕ぐ額に汗が。
止めておけばよかったかな・・・
でも、自然に生きている野草の美しさは、流行語ノミネートの「今 でしょ!」
この暑さ、ちょっと辛抱してシャッターを押しまくることに。
珍しいものを見つけました。
「ガマ」です。
久しぶりに見ました。 まだあったんだ・・・の感です。
昔は、よく見かけたものです。
ガマの穂綿・・因幡の白ウサギがワニに噛まれて・・・童謡にも。
生薬としては利尿剤とか。
休耕田が増えたからかな? とにかく懐かしさも。
またまた休耕田が続く・・・・草ばかりの景色。
おおおお・・・これはまた、凄いぞ!
ご覧ください。
田んぼの真中に、ただ一人? いや、1本 すっくと聳え立ったこの姿。
思い切って、傍まで近寄って
まるで「仁王様」
背丈は、3メートルか、私を見下ろしています。
ちょっとお顔が寂しそうです。
そうでしょうね・・・・この広い田んぼの中に1人
話し相手もいませんからね。
きっと、私が初めて出会う人?
こんな「もの好き」は、いないよね。
先日の俳句に
「二階まで伸びし朝顔すべて紺」
そのまんまの朝顔 みつけた。
古い、壊れた垣根にへばりつくように、上へ、上へと・・・。
今度も凄いよ1
これはまるで歌舞伎役者のいでたち・・・・「鏡獅子」さながら。
豪快、勇壮。
いや~、圧倒されるね。 毛並みが何ともいえないねぇ。
滅多に見られぬ景色です。 「芒」とは言えず、「生きてる」の意味かも。
これは、もう、野原の「生け花展」に来ているんだね今日は。
これは、「葦」かな?
群生しています。
聞けば、この葦は、世界で最も分布の
広い植物のひとつだとか。
もう少し行くと・・・・こんなに広がってました。
今年の野原は、背丈の大きいものが多いような。
雑草って、やっぱり肉食系? この暑さをもろともせずの生命力だね。
でも、こんな可愛いのも、そして静かに、ひっそりと。
「女郎花」(おみなえし)だ。
いいですね~、美女を圧倒するほど・・・ということから
付けられた名前だそうだが。
花壇の花を眺めるのもいいが、こうして、自然の中にひっそりだが堂々と
自分の意志と気力で生きている野武士軍団のショーは迫力がありますね。
秋と言えば、この花も必ず。
でも、私、一番嫌いです。
しつこい、粘っこい、横柄横暴・・・・・そしてこの生命力には参ります。
この世でいらない植物の一番は。
こいつ、「セイタカアワダチソウ」 パッと薬撒いたら・・・スッと消える。
そんな願いがかなえられるなら・・・・最高。
さて、秋と言えば
この黄金色の主人公を欠かすわけにはいきません。
大トリの登場です。
今、全国各地で行われる秋祭りは、「五穀豊穣・家内安全」
そのご本尊様は
この方です。
「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」
縄文の時代から、この21世紀まで、日本人の主食として大きな役割を。
最も重要な作物であるが、今、課題も大きい。
日本の農業を根本的に考える。 そんな位置にある稲。
新米で軽く塩を振り、「おにぎり」にして食す。
これ、一番!
今日も結構、走ったよ・・・・。
帰り道、秋の美味しいものいただきました。
ひとつは、「無花果」
道ですれ違がったら・・・「持っていく?」 「いただきます」
「もう最後じゃけん、碌な姿じゃないが、味は甘くていいと思うよ」
握ったら・・・崩れそうに柔らかな、ほんと甘くて美味しそうです。
もうひとつは。
これ、栗です。
カレッジ仲間から電話があって・・・「実家で採った栗、少しだけど食べる?」
これも即座に「いただきます」
わざわざ、自転車に乗って持って来てくれました」
早速、茹でました。
大粒で、姿、形の整った・・・これは一級品です。 ほんとに綺麗なこと。
「いただきま~す」
今日は大収穫の「お出かけ」でした。
観察眼はまだまだ衰えていませんね。
見習わなくっちゃ(*^_^*)