黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

春風は畔道にも…

2021-02-28 | 日記
 ぐっと寒かったり~また暖かくなったり~
 三寒四温…まだ春とは? いえ、もうそこまで。
 「啓蟄」も すぐだよ!
  雑草も 勢いを増してきた感がある。

昨日までの寒さも ちょっと和らいだ?
太陽も出てきて、さほど寒さも感じない。
     そうだ 歩こう!

久しぶりに散歩のコースを「畦道」に入っていった。
靴のクッションがいい感じです。
柔らかさが靴底から伝わってきますね。
住宅街の小路や、田舎の舗装、コンクリート道路とは
     一味違う優しい感じです。

庭の花や樹はどんどん盛りを迎え、目を愉しませてくれていますが
静かで まだ足音が遠のいている畦道。

    どんな雑草が息づいているのか? 
デジカメ片手に 一歩一歩 確認しながら歩いて行く。

畦道に入る手前に ほんの少しの土地を上手に使って
 畑が ありました ~竹を差し、 網がかけられている・・・
     おお、花が咲いているぞ!
 「エンドウ豆」 色合いのいいこと~
     豆の花? まるで スイトピーみたいな。
  同じ種類 「豆科」なのかもね。

 隣には「白」の花も
 

収穫もまじか? ・・・
私は、 これより、酒の肴に 
ほれ、「スナップエンドウ」が 大好きです。

さぁ、降りていこう。 たんぼ道へ

 早速、黄色の小さな タンポポ?  似て言いますが

   これは「ノゲシ」ですね。

  薄青の小さな草は? ネモフィラにも似た感じだが
     これはね 「オオイヌフグリ」です。
  
 道端に忘れられた・・・菜の花 
   きっと去年咲いたまま 枯れて そして また今年も
  芽を出した・・そんな逞しい 花だよ、きっと。


 ご存じのクローバー~(シロツメクサ)
  暖かくなったら、近所の女の子たちが 手を携えて遊びに~
   そして、白い花を千切り、髪に刺したり
      編んで遊んだり・・・

    


 春の七草のひとつ。 「ホトケノザ」
  物凄い雑草魂の持ち主?
   その勢力の広さは? 圧倒的
  この近くを歩いていると そこかしこ・・・
 
 

 これは? 
  「カラスノエンドウ」
  つる性の これも蔓延り易い草
  根も強いし、成長力も抜群!
   夏を過ぎると~豆がいっぱい実ります
  これが 庭に生えてくると 厄介者です。


 おお 見つかった~
 「ヨモギ」です。
先日、農協の直売所で「おもち」が並んでいました。
   「白」と「ヨモギ」がワンパックに。
久しぶりにヨモギのお餅食べたら・・・そう、香りしましたね。

昔の人は、正月前の餅つきには、このヨモギよく使っていた
 他に、「クチナシ」なんかもね。
 

 香りといえば、これ!
 「セリ」です。
 先日、このセリ 和え物で食しましたら とっても臭みがあって
  ゴマとの相性、居酒屋で出したら 大いに受けそうな?

 ちょっと病みつきになりましたよ。
  今日も 少し 摘んで帰ります。
  なんといっても、「野」の「野性的な苦み、香り」
  ほんと、最高ですよ。
都会の方は、ハウスものの野菜しか口に入らないのでしょうが
 これだけは、やっぱり自然の中で育ったものが一番です。


 これは 「オツタチカタバミ」です。
  我が家の庭の周囲の縁取りも
   同じ科の「オキザリス」を植えていますが
  野に咲くこのカタバミも 風情がありますね。
 
 

 
 農道? 車の跡が~ ぬかるまないように砂利が敷いて
  畑に行く方たちの 生活道路? 軽トラが活躍ですね。
   

 こんな風景も もう珍しくなってきました。
 稲刈りの跡の 時間経過・・・
 もうすぐ また 耕運機が 活躍するのでしょか?


 その隣の田んぼは もう、
   今年も 誰も手を入れてくれそうにない?
  雑草が枯れ、土の見えなくなってきた・・・
  小鳥たちの「巣」が きいとこの枯草のどこかに~

  

 
 そんな 彼地の隅に・・・これは? 「狐の牡丹」
  「キツネノボタン」です。
   

 
 もう、この道は ここでお終いのよう。

 すぐ目の前には、工事中の2階建てのアパートの骨組みが
 ああ、またひとつ増えてくる・・・。

 数年先にはこの道は? 
 そんなスピードで開発が進む
 ここ。

 大昔ここは、強力な勢力の豪族が~
   そのなごりの「古墳」が海から見ても
 一望できるほどの巨大なもの~
 遠浅白砂の綺麗な海岸であった。

 時代は近世に入り
 周防灘の海風に 街道の松林並木も続く 中津街道筋には
 大名の行列の交じり 今の その縁を残す。

 幾星霜 この地の姿が変化を繰り返す。

 海水を塩に変えて一大塩の拠点となった地。
 新田開発は 広範囲に及び 埋め立てられ「農地」に 
 さらに、その農地も埋め立てられ 「市街地」に。

静かな田舎の風情? なんて もうどこにも見つからない…

時代「息吹」を変わらずに 
じっと我慢強く 繰り返しているのが
遥か大昔から この「雑草」たちなのだ。

その必死の願いも もうあと僅か?

そう、1年でも、2年でも 
先になれば いいのだが。


  

 

  

1 コメント

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Unknown (ebi)
2021-03-01 21:04:27
3月の声を聞くと草花が一斉に元気に顔を出しますね。色とりどりの花が心を弾ませてくれます。
自然の恵みを満喫してたのしみたいですね。
美味しい外の空気を胸いっぱいいただきましょう。
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