雨が降っています。
待ちに待った雨さま~・・・これを慈雨と云わずして。
そんな待望の雨です。 庭の花はもうへとへと状態でした。
咲いても「ぐったり」という姿です。
やっぱり神は? 思し召しを・・・。
あるときは「辛く」「厳しく」 自然の力を感じさせて「生きる」ことを教えてくれる。
しかし、深い、暖かい愛も、施してくれる。
今朝の雨はそんな愛の雨です。
紫陽花の花が一斉に顔を上げてくれました。
その顔のひとつ、ひとつは明るく、いきいきと。
雫が、花を伝わっていく、心地よさ?をきっと感じているのでしょう。
色彩にも変化が出てきました。濃い色と、薄い色のグラデーションによる表現を。
芯の筋さえもくっきり、はっきりと元気になっています。
雨は、いろいろな力を与えてくれますね。
昨日までの姿とはうって変わって「いきいき」って言うのは、こんな姿だと。
雨と共に、風も吹いていますが、この少し強い風さえも、力強さの見方にしているような・・・
そうです、その風を楽しんでいるかのような、きっと、うきうきと踊っているのかも?
人間はどうしても自然の力を克服することは出来ないなぁ・・・と、
この花の姿を見ているとつくづく感じます。
花が、樹が、山が、河が、空が、海が・・・綺麗なのは、自然の力が手を繋ぎあっているからの力なんでしょうね。
だから、人間が自然を破壊すれば、するほど「美しさ」が「怒り」に変わってくるのだと。
今朝の雨が、景色を変え、私の意識も変えてくれました。