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シャント

2019年05月28日 | ケアマネ(介護支援専門員)
医療従事者でなければ、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、

腎機能が低下してきて、人工透析が必要だとする時に、

この「シャント」が必要となるようです。


では、言葉の説明『シャント』とは・・

シャントとは、静脈を動脈に縫い合わせてつなぐことにより

動脈血を 直接静脈に流すことをいいます。


腎機能の低下により体に老廃物が蓄積されるようになり、

それらを取り除くために透析が必要となります。

十分な透析を行うためには1分間に約150~200mlの血液を循環させなければなりません。

しかし本来ある静脈には、透析を行えるだけの 十分な血液量がありませんので、

シャントを作ることによって、静脈に十分な血液が流れ、

その静脈に穿刺し血液透析が行われます。

シャントは血液透析をするためになくてはならない大切なものだそうです。


人工透析については、裁判事例で「説明があっかかどうか?」という事が

人権問題として裁判となる問題があったようですが・・。


人工透析は、1回すれば終わりではなく。

1度始めるとずっと生命を維持するためには必要なものとなります。

このあたり、1回だけで終わると勘違いされておられる方も多いようです。


では、人工透析をすると・・・そこからの生存率はどうなのか?

データでは、人工透析の導入年齢そのものが高いようですが、

5年生存率が60.3%、10年生存率が36.2%という数値があるようです。


でも、透析をしないと。

合併症リスクが高くなるという問題があるようです。

腎不全になると血管系の合併症が非常に高くなり、

それは体内に必要なリンとカルシウムの関連性に由来いるそうですが、

健常人であればリンとカルシウムは適正な範囲で維持されますが、

腎不全になってしまうと体内に溜まりやくすなるため、血管が石灰化してしまい、

脳血管障害や心筋梗塞などの合併症を引き起こすリスクが高くなってしまうようです。


過剰な水分の取りすぎで心不全ということにもなりかねません。

腎不全になると、食事制限・水分制限など制限ばかりですが

これを守ることが長生きの秘訣だと言えるそうです。


と、糖尿病もそうですが・・・

なってしまうと、食事制限・水分制限と本当に大変です。

成人病予防をしないとですね。


「医者いらず」の食べ物辞典という単庫本を買いました。

   PHP文庫 石原結寛著

なかなか濃厚に記載されてて、いい本です。

「薬食同源」という言葉がありますが、「薬と食物はもともと同じもの」という

意味をもっているそうです。

「自分の健康は自分で守る」という気概が必要だと記されていました。
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