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6つの係数

2013年07月16日 | FP講座★ライフプランと資金計画
FP試験にて出題傾向の高いものにこの「6つの係数」があります。

問題が出た際、どの係数を使ったらようのか?ここの判断が重要です。


もし・・どの係数を選択したら良いのか?不明な方には、秘密の解き方を伝授しましたよ。

(秘密の解き方については、また今度・・・)



さまざまな金額データを求める場合に、この『6つの係数』を利用すると

簡便に計算することができます。


①終価係数

現在価値(現在の値)から将来価値(将来の額)を求めます。

[例]現在100万円を年利2%で複利運用すると3年後に106万1000円になる。


②現価係数

将来の予定している額を確保するためには、現在いくらあればよいか。

運用率を考慮して必要な額を求めます。

[例]3年後に年利2%で100万円貯めるためには、現在94万2000円必要。





③減債基金係数

将来必要となる額を貯めるためには、毎年いくら積立を行えばよいかを求めます。

[例]3年後に100万円を貯めるために年利2%で複利運用した場合、

   毎年の積立額は32万7000円になる。


④資本回収係数

現在の資金(元本)を運用しながら、取り崩すことで受け取れる一定額の年金額や

借入金の返済額(元利均等返済額)を求めます。

[例]100万円を年利2%で複利運用しがら3年間で取崩す場合、

   毎年34万7000円受け取れる。





⑤年金終価係数

毎年の積立金から将来いくら貯まるか、元利合計を求めます。

[例]年100万円を積立て年利2%で複利運用すると3年後に306万円になる。


⑥年金現価係数

希望する年金額を受け取るためには、現在いくらあればよいか、

必要な年金原資を求めます。

[例]年利2%で運用して3年毎に100万円受け取るには、

   現在288万4000円必要。





※それぞれ、「X」が数字を求める数字になります。



これには、係数早見表がありまので、その数字をあてはめれば・・・

簡単に欲しい数字が計算できるのです。知っておくと便利ですよ。





※FP試験においては、よく出題されていますのでよく押さえおきましょう。

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