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アドオン方式

2014年09月01日 | FP講座★ライフプランと資金計画
★各種カードとローン

ローンの返済方法には、①一括払い ②分割払い ③リボルビング方式 ④アドオン方式があります。


☆リボルビング払いというのは、一定の利用限度額を設定し、

その範囲であれば繰り返し利用できるもの。返済額はあらかじめ設定した方式で計算されます。


☆アドオン方式(add-on)・・・金利(クレジットの場合は手数料)の表示方法の一つ。

たとえば、2万円を借りて毎月2,400円ずつ10回払いで返済したとすると、利息は4,000円になる。

この場合、アドオン方式では、当初の元本に対する利息の割合を計算するので、

アドオン金利は20%(4,000÷20,000×100)となり、

これを年利にするとアドオン年利は24%(20×12/10)となる。


しかしこの方式では、毎月の返済で元金が減っているのに、

元金が減らないものと計算している。


元金が返済によって減少していくと利息の計算は複雑になるが、

この例の場合は実質年利41.25%で、アドオン方式に比べかなり高くなる。


アドオン方式の計算は簡単なので、消費者に誤解を与えるため、

割賦販売法ではアドオン金利の表示を禁止し、実質年利のみの表示を義務づけています。


※試験に『リボルビング払い」と出れば、一定額ずつ支払う。

「アドオン」とう文字が出たら、実質金利より高いと覚えておいてください。

たぶんその程度で問題は回答できます。
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