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空調

2014年04月12日 | 建築物環境衛生管理技術 午前
■ダクト併用ファンコイルユニット

・ファンコイルユニットに単一ダクト方式を併用することで

個別制御性を高めシステム。


・ファコイルユニットは、ペリメータ(窓際)ゾーンに配置され、

負荷変動に合わせて、利用者がその場で、風量や設定温度を変更できる。


・省エネスペース性に優れる。


■空気調和機

室内に供給する空気の清浄度・温度・湿度を所定の状態に調整する装置



■熱源設備

冷凍機・冷却搭・ボイラ・蓄熱槽等によって構成される



■自動制御設備

計測器(検出器)・操作器・調節器・中央監視装置等で構成される



■空気調和機の代表的な装置

ユニット型空調機・ターミナル型空調機・パッケージ型空調機等がある


■個別方式空気調和設備

ビル用マルチパッケージの圧縮機は、インバータ制御が主流。


■空気調和方式

・放射冷暖房方式・・・室内空気の換気は行えないので、

必然的に他の空調方式との併用になる。



★定風量単一ダクト方式・・・最も基本的な空調方式。

ゾーニングされた各ゾーンごとに空調機を設置して空調された

空気を1本のダクトで供給する


★変風量単一ダクト方式・・・空調機からは一定の温度で送風される。

各室の負荷量に応じて送風量を変化させて個別制御を行う。


★二重ダクト方式・・・

中央の空調室で冷風と温風をつくり、それぞれを2本のダクトで

各ゾーンまで送風し、各室に吹出す前に混合ユニットで負荷に応じた

温度に混合して吹出す。


★ダクト併用ファンコイルユニット方式

インテリア部分を定風量単一ダクト方式熱負荷の多い各室ペリメータ部分に

ファンコイルユニットを配置する組み合わせ方式。


★ターミナルエアハンドリングユニット方式

外気負荷と室内負荷を分離して処理する。

ファンコイルユニットは静圧が小さく、抵抗の大きいフィルタを

使用できないが、ターミナルエアハンドリングユニットは

静圧の高いファンを用いることができるため、

性能の良いフィルタを用いることができる



★マルチユニット(分散設置)型空気熱源ヒートポンプ方式

冷媒方式の直膨型空気調和機と熱源である空気熱源ヒートポンプが

一体となった空気熱源ヒートポンプ方式の一つ。


★マルチユニット(分散設置)型水熱源ヒートポンプ

天井面等に多数設置された小型の水熱源ヒートポンプ・パッケージ型

空調機を水配管で接続し、屋上に冷却搭を設置するとともに

補助温熱源(通常は小型ボイラ)を設置している。


暖房同時運転時に熱回収できることが大きな利点。

(冷房運転モードの水熱源ヒート・ポンプ・パッケージ型空調機が

循環水へ捨てる熱を暖房運転の空調機が循環水から水を吸い上げるため)



★水冷パッケージ方式・空冷パッケージ方式

冷却搭はもたない。ファンの静圧も高くすることができるので

離れた室内へのダクトで給気することも可能。

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