こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「幼保一体化」の検討は開かれた議論を

2012-09-27 22:20:24 | 保育・子育て
厚生文教常任委員会協議会開催。

当初、案件の中になかった「幼保一体化施設の進捗状況について」の報告を事前に議長を通して申し入れました。

これまでの「経過」として、「H22年度より教育委員会と健康福祉部に幼保一元化担当を配置」し、それ以来、先進市の視察などを重ねてきたこと。上條幼稚園、上条保育所の壁を撤去し、幼・保の連携をすすめてきたこと。また、幼稚園教諭と保育士の人事交流を行ってきたことなどが、報告されました。


敷地内の保育所建設について楠幼稚園の保護者に対する説明が7月に入って初めてされたことの見解を質す委員の質問に対し、「6月議会での補正予算成立後、すみやかに説明をした」という答弁。
しかし、建築工事費の補正予算が計上され議会が議決したのは6月議会であっても、すでに3月、当初予算案の提案の前提としての施政方針で「幼保一体化の推進。その第一歩としての楠幼稚園敷地内に保育所建設」は明言されていたものです。
これまでも何度か、このブログで書いてきましたが、7月まで楠幼稚園の保護者の皆さんに正式な説明の機会がなかったということは、大変残念なことだと思っています。

「早い」「遅い」というより、大切なことを決めるのに「当事者の頭ごし」で進めてうまくいくわけはありません。相談しながら、思いを共有しながら、「創りあげていく」姿勢を求めたいと思います。

今後の方針として、「幼保一体化の具体的な運用等のありかたを検討するため、幼稚園・保育所の代表や利用者および、市民の代表等からなる検討委員会を設置する」と説明されました。

こうした議論をしたのが、きょうが初めて。遅きに失したとはいえ、「これから」を大切にしたいと思います。

全ての子ども達のために、よりよい保育・教育の環境整備をすすめていくための議論を進めていくために「保護者など幅広い参加を得て検討すること」を6月議会の一般質問でも求めてきましたが、ようやくそのスタートラインに着いたといえます。
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