こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

緊急質問 「賛成少数」で、できませんでした!

2011-12-16 17:28:46 | 市政&議会報告
本日、市議会最終日。
4本の「意見書」を全会一致で可決。

その後、議長より、森下議員が発言通告を提出していた「緊急質問を許可すること」を、諮ったところ、「意義あり」の声。
「異議ありの声がありますので、起立により採決いたします。」
「賛成の方、ご起立ください。」

立ったのは、日本共産党の3人と、高橋議員、田中議員の5名だけ!!

「賛成少数のため、緊急質問は、これを許可しないことに決しました。」

昨日、議会運営委員会の席上で、「賛成」で起立した議員も、そろって着席したまま。
2時間も、喧々諤々の議論をした上で「緊急質問を認める」ことに起立して賛成したにも関わらず。

こんなことができるんですねぇ。

泉大津の8万近くの市民の中で、たった18人の議員です。
昨日と今日とで、こんなに手のひらを返すようなことができるなんて、私には信じられません。

きょうとよく似た光景が以前にありました。

「ゴミ有料化」条例の採決のときです。
委員会で、いかにも「反対」のような発言をしていた議員が、採決のときに次々に「賛成」の起立。
「有料化条例」は、予想に反して「圧倒的多数」で可決。

あのとき「反対」で座っていた議員だけが、きょう「賛成」で立ちました。


・・・・という訳で、「子ども医療費拡充を求める要望」についての質問に対し、「2~3年は綱渡りの財政運営が求められるので慎重に検討する」という市長答弁と、「24年度実施に向けて作業を進める」という副市長答弁が、今も、インターネットで流れ、やがて会議録に残ります。

同じ質問をしているのに問う人によって答えが違う。
「議会のルール」というより、人間社会のルールとして「誠意」を疑われても仕方のないことではないでしょうか?
選挙で選ばれた市長の言葉は、重いものです。
「慎重に検討する」と言い、「実施に向け作業をすすめる」というのなら、どこでどんな検討をし結論を出したのか?
市長自らに説明を求めたいという趣旨の緊急質問でした。
整合性のない市長・副市長の答弁を、整合性のあるものにして、市民のための施策の実現を確実なものにするための質問でした。

こんな議会でいいのかどうか、市民の皆さんがいずれ判断されるでしょう。
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緊急質問の取り扱いをめぐって議会運営委員会紛糾

2011-12-15 22:54:06 | 市政&議会報告
きょうは、明日の市議会最終日の運営について協議する議会運営委員会。

昨日、発言通告が提出された森下議員の緊急質問の取り扱いをめぐって、紛糾しました。

昨日のブログにも書きましたが、「緊急質問」は議会の同意を得てできることとなっています。

この取り扱いについての協議で「緊急性なし。質問は認められない」、「質問者によって理事者の答弁が180度違う。質問した議員個人の問題ではない。議会全体の問題でもある。質問は認めるべき」という、相反する意見が出ました。

私は、委員長ですので、委員の意見をまとめる立場にありますが、この件については「一委員として発言する」ために、副委員長に委員長の職務を代わっていただきました。
(議長でも、委員長でも、場合によっては一委員として発言する権利が認められています。)

本会議のやりとりは議員全員が聞いているのものですが、あらためて「会議録」のもととなる記録を読み上げ、どのような答弁がされたのかを確認するなかで、ほとんどの委員の理解が得られました。

10時から始まった議会運営委員会の大半の時間を費やして議論、平行性のため採決をした結果、緊急質問を許可することに「反対」はひとり、他の全員が起立により「賛成」の意思表示をしました。

委員長代行の副委員長は「賛成多数だが合意にいたらず」とまとめ、議長に本会議場での取り扱いを委ねることになりました。

明日、本会議の場で「緊急質問を認めることの是非」が問われ、賛成多数の場合は質問できます。
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子ども医療費助成制度で森下議員が緊急質問の発言通告

2011-12-14 22:12:41 | 市政&議会報告
16日の市議会最終日に、先日の一般質問での市長答弁について、森下議員が緊急質問を行うための発言通告を、きょう議長に提出しました。

森下議員は、6日の一般質問で、子ども医療費助成制度の対象年齢引き上げを求め、「現在検討中」という社会福祉事務所長の答弁のあと、報道番組「ニュース23」で取り上げられた内容や、市民から寄せられた声を紹介しながら、市長の答弁を求めました。
市長は「H16年に市長就任以来、極めて厳しい財政状況のなかでも子育て支援策を次々と打ち出してきた。」として、かもめ保育所新設、地域周産期母子医療線センターの立ち上げなど、「総合的に考えて子育て支援が遅れているとはけして考えていない」と述べたあと、「いよいよ来年度一般会計の公債費、かつない借金返しとなる。この2~3年は極めて厳しい財政運営をしていかなければならない。今後、それらをふまえて慎重に検討してまいりたい」と答弁しました。

午後、「市政70周年」をテーマに質問した他の議員が「子どもに優しいまちづくり」の関連で「乳幼児医療費助成制度の対象年齢引き上げの24年度実施」を求めた質問に対し、副市長は「医療機関や市民への周知、あるいは事務手続き等を早急に進めまして、できるだけ24年度早い時期の実施にむけ作業を進めてまいりたい」と答弁しました。

市長の最高責任者である市長が「慎重に検討」とした答弁の直後、副市長が「実施に向けて作業を進める」と答弁。

子ども医療費助成が、少しでも早く、一歩でも前にすすむことは、私たちが一貫して求め続けたことであり、「24年度の実施」を明言した副市長答弁は歓迎すべきものです。
しかし、市長と福市長の答弁が、食い違ったまま、この議会を閉会させるわけにはいきません。

「いったいどこで慎重な検討がされたのか。検討の結果が出たのなら、市長答弁を訂正するべきではないか。」というのが、緊急質問の趣旨です。

一般質問が「議長が定めた期間内に発言通告しなければならない」のに対し、「緊急質問」は「緊急、またはやむをえない場合はその限りでない」として、「議会の同意を得て質問ができる」こととなっています。

明日、開かれる議会運営委員会で緊急質問の取り扱いが諮られます。
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被災地の瓦礫受け入れについて・・・市の見解

2011-12-13 22:24:00 | 市政&議会報告
懸案事項のひとつ。

震災被災地の瓦礫を大阪湾フェニックス泉大津基地への受け入れについて、総合政策部長に聞きました。

市のHPに掲載されている内容と、9月議会での一般質問への答弁とが違うことについて以前のブログに書きました。

港湾室長との話で進展がなく、部長に連絡をとっても「不在」「外出中」・・・たまたま顔を合わせても、こちらが都合がつかず。
やっと今日、面談。

結果は、9月議会の答弁、「管理型区画に受け入れる余地はなく、安定型区画への受け入れは到底認められない」という考えを改めて確認。「そうであるなら、HPでの表現を改めるべき。議会での答弁と、市民への説明が異なっている」のは、それこそ「到底認められない」ということを、申し上げました。

「わかりました。検討します」とのこと。
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とても便利ではあるけれど・・・

2011-12-13 08:52:10 | つぶやき
一般質問で就学援助について質問するにあたっての参考資料として、3冊の本をamazonで注文しました。受け取りは近くのコンビニを指定して、ネットで注文してから3日後には受け取ることができました 支払いはカードで

普通に書店で出版社から取り寄せてもらったら、必要なときに間に合わないし、書店のあいている時間に出向かなければなりません
宅配でも、自宅配達だと留守の間に届く。時間指定で再配達依頼。確実に在宅できる時間を指定するのはなかなか困難。午前中と指定したら、ずっと家にいなければならない

・・・だから、メールで到着を確認し、コンビニで24時間いつでも受け取れるシステムは私にとって、とても有り難いことでした。

昨日は、パソコンのルーターを収納するケースをネットで注文しました。明後日には発送される予定。これも、大きさ、色、価格、在庫状況、発送日、確認していつでも好きなときに注文できる。商品を見て、不都合なら返品もできるということですから、またまた有り難いことだと思います。

便利です。
早いです。 とても

だから、こんな風にして買い物をする機会が増えるだろうと思います。

そうすると、身近な商店で買い物をする機会が減ることにもなる。そう考えると気持ちは複雑

「商店街の活性化」に関連して一般質問した議員さんが複数ありました。

多種多様な商店で構成する「商店街」が、街づくりのなかで果たしてきた役割は大きなものがあると思っています。
単に「モノを売る」だけでなく、地域を見守り支えてくれたのではないでしょうか
勤め先、外出先から夜、最寄の駅に降りたち、商店街の灯りが出迎えてくれるのは、ホッと気持ちが安らぎます 駅前が、真っ暗だったら、寒々します。

商店街の靴屋さん、時計屋さんなど、毎日のように買い物をするお店ではないけれど、高齢者の方が自宅から駅まで歩く間に、「買うもん、なくてもいいよ。休んでいき」と腰掛ける椅子を出してくれるお店があることも知っています。
あったかいなぁと嬉しくなります。

子どもたちが中学生、高校生のころ、立ち寄るお店でのおしゃべり、先生にも親にも言いたくないない本音を安心して吐き出せる場所であったようです。お店のおばちゃんは、つかず離れずの絶妙な距離で子どもたちのつぶやきを、聞いてくださっていました。

酒屋さんが一人暮らしの高齢者のところに配達に行くと「兄ちゃん、ラジオが聞こえへんねん。ちょっと見てくれへん?」と頼まれ、部屋にあがってみたらスイッチが入ってなかっただけ・・・笑い話も聞きました。

量販店にはない、人と人との対面の会話が個人商店にはあります

子どもたちの成長も、老後の不安も、そっと見守ってくれる「商店街」のある街、
歩いて行けるところに本屋さんも、八百屋さんも、服やさんも、薬やさんも、電気屋さんも、ちょっとお茶する店もある街に住み続けたいと思います。

「商店街の活性化」は、私にとっても関心のあるテーマです。



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相変わらず早口

2011-12-12 09:04:07 | 市政&議会報告
12月議会、15人の一般質問が市議会のホームページから録画で見られます。
泉大津市議会⇒インターネット中継⇒H23年第四回一般質問・・・各議員の質問とすすんでください。

一応自分でも見ましたが、相変わらず早口ですね。
今回は、時間が足りなくなるのは覚悟の上で、聞いていてわかっていただけるようにと思い、「ゆっくり」話すように心がけたつもりなのですが。

答弁者の方へ向けた視線が、反対方向へ泳ぐのは演台に置かれた「残り時間」の表示を確認するからです。
落ち着きないなぁと思います。

議場配布のグラフの資料を拡大して持ったのは、ネット中継で見てくださることを意識したのですが、全然見えなかったですね。
テレビ中継のようなわけには行きません。

傍聴にこられなかった方、録画で視聴してください。

私の質問はコチラ



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年末バザー、おかげさまで盛況でした

2011-12-11 21:58:48 | 活動報告
昨日の夜、商品を並べ終えたのは、夜もふけて10時すぎでした。



食器類です。とてもいいものも、たくさんあります。



バッグです。見やすいように、狭い場所に展示するのに苦労します。

今朝、目覚めて、まずは雨が降っていないので、ほっとします。大雨で寒くて、大変だったこともありましたので。

スタッフが最後の開店準備をしている間に、私は地域を一回り、宣伝カーでご案内です。




開店時刻2分前に事務所にもどると10時の開店を待って、長蛇(?)の列。ありがたいことです。
番号札で靴をお預かりし、半透明の袋をお渡しして買い物をしていただきます。とにかく狭いので、階段ですれ違うのも大変。開店後30分は、売り場も混雑してスゴイことになります。
出口でまた、精算するときに、並んでいただくことになります。

2階は衣類。昨年の商品の残りは、夏物や子ども服は、夏に陸前高田へ行ったときに届け、また冬物衣類や寝具は秋に東北被災地に送らせていただきました。

鏡の前で試着しながら、「ぴったり!」と喜んでいただくと、嬉しいものです。

あっという間の2時間。12時に店じまいして、片付けの前にスタッフの昼食。
バザーの昼食は、いつからか「豚汁と漬物」に決まり。
私が朝から、仕込みをして米をといでおくのも決まり。

ひととおり片付けたら、もう夕方。

出品のご協力いただいた皆さんへの、お礼とご報告は明日以降になります。

夜は共産党の会議。長い一日が終わりました。

知事選挙が終わってすぐに、議会。議会が終わってすぐバザー。
その間に深夜に及ぶ相談もありました。
少々お疲れです。
今夜は久しぶりで、ゆっくり寝られます。

明日からは議会報告の準備と年末を控えて、やること満載。
正月休みに帰ってくる娘からは、1歳の孫が危なくないように、手の届く範囲にモノを置かないように!(そんなん無理)と注文メール。

さぁ、何から手をつけましょうか?





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新日本婦人の会泉大津支部25回支部大会

2011-12-10 23:41:54 | 活動報告
新日本婦人の会(略称・新婦人)は、「核戦争の危険から女性と子どもの生命を守ります」など、5つの目的を掲げる女性の全国組織です。

きょうは新婦人泉大津支部の第25回の支部大会でした。2年に一度の大会を開いています。
新婦人は来年創立50周年を迎えます。

私は長野県で20代のときに会員になり、大阪に移り住んで「子育ては新婦人の中で」でした。

公園の砂場で、おもちゃの取り合いをしてけんかを始める子どもたち。
私は少々、泣かせたり泣かされたりしていても、怪我でもしなければ「それもひとつの経験」と思うのですが、回りのお母さんたちは、黙っていられないようでした。
「子育てのこと、本音で話し合える仲間が欲しい」と思いました。

それが、新婦人の幼児クラブ「はとぽっぽ」の始まりでした。

「はとぽっぽ」は、公園でハトを見て「ぽっぽ」と言う子どもの言葉からつけた名前でした。

週に一度の集まりが親も子の楽しみでした。
「はとぽっぽ」の輪がどんどん大きくなって、赤ちゃんから幼稚園に行く前の子どもたちとその母親とで、一番多いときは100人を超えるグループになりました。毎週市内の公園をめぐって、「砂場の砂が少なくなっている」「公園に水道が欲しい」と、子ども連れで市役所にお願いに行ったりもしました。

新婦人は、「ひとりでできないことを仲間をつくって一緒にやる」ところです。
着物を素敵なデザインで甦らせる古布リフォーム、生け花、俳画、習字、コーラス、太極拳、フラダンス、レザークラフトなどいろんなグループがあります。介護の苦労も「ここでなら安心して話せる」という「おしゃべり小組」や、小さな旅行を楽しむ「リフレッシュ小組」も。

きょうの大会で、私も引き続き支部委員に選出されました。

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開店準備中

2011-12-09 22:52:16 | 活動報告
来年5月、「里帰り出産」する次女を市立病院に送った帰りに、市役所により、いくつか用事をすませたあとは、ひたすら明後日に迫るバザー準備の一日でした。

広くない事務所の、「全館開放」(と言っても、ほんとに“広くない”ので、、なかなか大変)で、商品を展示します。

提供をしてくださる方のお宅に、品物をいただきに行くのが、私の役目。
「○町の▲です」と、電話をいただいて、約束の時間に訪ねると「???」
あわてて、事務所にもどり、電話で確認。
同じ町内の同姓の方でした。

何年か前のことですが、子どもさんの学習机が出て、ちょうど「来年1年生」のお母さんがお買い上げ。
介護用ポータブルトイレや電子ピアノもありました。

今年はスキーとスキー靴のセットもあります。

「もう使いません」と言う方から、「欲しい」方へ。
まだまだ使えるものに、新しい活躍場所ができて、人と人とがつながって。

そんな嬉しいことが毎年あります。

夜は、値札付け。
明日は、朝、昼、晩と、会議や相談が立て込んでいるので、きょうは遅くまでがんばりました。



まだこんな感じですが、明日一日、手伝っていただいて、日曜日の朝10時には、年に一度の店開きです。
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来年度からの介護保険料は?

2011-12-08 23:55:45 | 市政&議会報告
65歳以上の介護保険料は、市の「介護保険事業計画」の中で決まります。

「計画」は3年を1期として策定し、来年度から「第5期計画」が始まります。
つまり、来年度が「保険料改定の年」です。

保険料は「3年間の保険給付の量(在宅、施設を含めてどんな保険サービスがどれくらい使われるか?)を推計して、そこから保険料が決まります。

改定ごとに、1号被保険者(65歳以上)の負担が増えています。来年度からは、保険給付費全体の21%を、1号被保険者の保険料で賄うことになっています。

ところが今、発表されている「素案」には、「保険料がいくらになるのか」書かれていません。

その点について、昨日の一般質問で尋ねました。
パブリックコメント(「計画」案について市民の意見を聴く)時までには示すということ。
あたりまえのことですが、自治体によっては、これまでも「保険料ぬきで、計画案を示しパブリックコメント」ということもあったということなので、念押ししておきました。

保険料がいくらになるのか、「素案」には書かれていませんが、実は国の示した一定のルールでの保険料試算があります。
大阪社会保障推進協議会の大阪府に対する情報公開請求で、公開された資料に基づいて質問しました。

それによれば、今は府下で一番安い泉大津の保険料も4323円(月額)と297円の引き上げ。大阪市は、なんと6081円にもなります。

法改正により、府が抱えている「財政安定化基金」(国・府・市が拠出し、市町村の介護保険会計が赤字になったときに貸しつける)を、保険料軽減のために活用できるようになっています。

ところが、大阪府は「194億円のうち、112億円足らずを活用」し、「その3分の1を市町村に交付するという」こと。

財政安定化基金に積まれた市の拠出金も、もともと1号被保険者の保険料の中に組み込まれたもの。市の「基金」同様、これも「高齢者から取りすぎた保険料」です。

「保険料軽減のために最大限活用すること」を強く、大阪府に求めるべき!!と言いました。





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子どもを守る就学援助が、「子どもに説明できない」制度であっていいのか?!

2011-12-07 21:30:22 | 保育・子育て
一般質問が終わった。

「就学援助」で、30分の質問時間のほとんどを使い、介護保険の再質問はほとんどできなかった。



泉大津の就学援助制度は、独特の「家賃・持ち家規制」のルールがある。

たとえば、「4人家族で前年度所得325万2千円以下」が基準だが、この基準所得以下でも、「ローンを組んでいても持ち家世帯は対象外」「借家でも、家賃6万3250円以上は対象外」

こんな不合理な基準を持っている自治体は、府下に泉大津の他にひとつもない。

25年前に持ち込まれたルールで、当時、私は議員ではなかったが、「教育の機会均等を保障する就学援助制度に、不合理な差別を持ちこむな」と、教育委員会に申し入れ、支部長をしていた新日本婦人の会でも交渉した。

予算委員会、決算委員会でも毎回、撤廃を求めてきた。
担当者は代わっても、毎回、同じ答弁。「特別な事情のある世帯は、A要件(各種減免制度や、児童扶養手当受給など)で救われる。したがって適正」。

「特別な事情」ではない、「普通の世帯」が排除されるのだ。
「やむなく、高い家賃を払っている」「ローンでマンションを買った」・・・という「普通の世帯」が。

「所得320万円で、運よく府営住宅に入れた世帯は、就学援助が受けられる。
所得300万円で、何度府営住宅に申し込んでも当たらないので、高い家賃を払って民間の賃貸住宅に住んでいる。この世帯は対象外。
または、先々のことを考え、ローンで住宅を買った。これも対象外。
いったい、どちらが経済的に苦しいか?」

聞くまでもない、あたりまえのことだが、あえて尋ねた。

「子どもにも説明できないようことを続けていていいのか?」と、問いただした。

教育委員会事務局に、「過去30年間の、認定者数、認定率」の資料を要求、提供されたデータをエクセルでグラフ化、議員全員、理事者、傍聴者にも資料配布。1986年、「家賃・持ち家規制」導入の年に認定者数・率ともに激減。その後バブル期にさらに減少。1998年以降、増加するが、2006年度以降、全国的には増加が続く時期に横ばい。

人為的に審査基準を歪め、就学援助制度が「必要な世帯」から遠ざけられた様子が一目瞭然。

他にも、「仕事を休んでまで、申請手続きに来られない保護者のために、郵送でも受け付けること」「前期分の9月支給を早めること」「クラブ活動費など、国が援助項目に加えた。支給額に算入すること」など、改善を求めた。

最後に、教育長答弁を求め、「今後、よく検討する」との答えがあった。



《参考》
就学援助を受けると、学用品費等、修学旅行費、給食費等の補助の他、学校の検診で「治療指示」のあった「虫歯や結膜炎・・・の治療」も、公費でできる。

泉大津の認定率は、「家賃・持ち家」の基準が持ち込まれた 1986年度 12.49%。(前年度 19.48%)
         2010年度 小学校17.12%。中学校20.05%  合計認定率 18.13%

大阪府下の認定率は、平均で27.4%(2008年度)





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“介護予防”について考える

2011-12-06 20:43:47 | 社会保障
きょうは市議会本会議1日目。
6人の議員が一般質問。

7番目の私は、明日の朝、一番になった。

「介護予防」についての質問があった。

「太極拳のまち、喜多方」の例、パークゴルフの普及について・・・。などなど。

そして「介護予防の効果があがれば、扶助費の増加を抑制できる。」

それは、確かにそのとおりだ。私も、そのように言ってきた。

しかし、聞いていて少々違和感を覚える。

第一「介護予防」という日本語がおかしいと思う。
初めて聞いたときから、変だと思った。
制度の中で、ひとつの用語として使うので仕方ないが、繰り返し聴きながら「やっぱりおかしい。」と思う。

「病気の予防」とは言うが、「医療の予防」とは言わない。

正確には「介護を要する状態になることを予防すること」だ。
そして、「介護を要する状態になったら、その人が望む暮らし方をしながら、より重症化することを防ぐ」ことだ。

それは、ひとりひとりの高齢者の、「その人らしい暮らし方」を支えることだと思う。

元気な人はそれなりに、また介護が必要な人もそれなりに、「その人らしい暮らし方」をどう支えるか?


そういう視点を抜きにして、「介護保険財政の健全化のために、みんなで介護予防しましょう」みたいな議論は、「ちょっと待って」と言いたい。

質問が明日になったので、もう一度、全体を考え直してみようと思う。
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今日のお弁当

2011-12-06 08:47:53 | 私の食卓


定番の卵焼きに、小松菜、カブの甘酢漬け(ラデッシュが少し入って、うっすらピンク)、ごぼうの土佐煮、ひじき、さつまいものレモン煮、柿。ご飯は雑穀入り。

「いい匂いがする」と言って起きてきた娘が、卵焼きひときれ、口に放り込んでいきました。

21年間の間、初めの頃は会派代表質問。いつからか忘れたけど、個人質問に変わってからは、毎議会、かかさず質問席に立ちました。はっきり言って何度やっても緊張します

それも、かなり重症の緊張。

今回も、時間が足りなくなる予想ですが、「就学援助」でほとんど、時間を使い切ってもやむなし・・・と開き直ります。

では
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明日から市議会定例会が始まります

2011-12-05 13:09:04 | 市政&議会報告
今年最後の定例会は、明日10時開会です。

15人の一般質問のテーマと発言の順序はコチラを。

私は就学援助の問題と、今、来年度からの「計画」策定中の介護保険の問題を取り上げます。

大阪府下で泉大津市以外にはどこにもない、たぶん全国にもない「家賃・持ち家規制(詳細は後日報告します。)」の撤廃をこの20年間、予算・決算委員会などでずっと求め続けてきましたが、一般質問で取り上げるのは初めてです。

「格差と貧困」が、ますます大きな問題となっているとき、就学援助制度の意義も大きなものがあります。
認定基準、申請の受けつけ方、支給時期と方法、支給内容の改善を求めます。

介護保険は、国の制度改悪のもとで市の事業計画に、いかに高齢者と家族のリアルな実態を反映させるかが問われています。

7番目ですので、明日の夕方か明後日の朝になると思います。
時間のご都合のつく方は、ぜひ傍聴にお越しください。

これから明日の朝まで、時間のある限り質問のポイントを絞り込みこます。
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「学校から見える子どもの貧困」

2011-12-04 19:16:36 | 読書


学校現場で「お金」を扱い、子どもやその保護者の現実に直面している学校事務職員と、教育に関わる「お金」という観点から教育を受ける権利や生きる権利を考えようとしている研究者が、それぞれの立場を超えて情報を共有し考え、議論・・・。(「はしがき」より)
そうして出来上がった本。

真に「社会全体で子育てを支える」ための具体的で実効ある、そして持続できるシステムを作り上げなければならない。



編者;藤本典裕(東洋大学)
   制度研(全国学校事務職員制度研究会)

発行;大月書店
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