こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「かぐや姫の物語」

2013-12-15 23:04:37 | 旅行・楽しいこと
一般質問と議案審議が終わって、とにかく気分転換したくて映画館に足を運びました。

その日の夜にする仕事を先送りして翌日に回し、結局、ほとんど徹夜仕事になりました。
いまだに寝不足の後遺症が続いていますが、それでも観にいってホントによかった。

月からやってきて、この地球に舞い降り、そして月へ帰ったかぐや姫。
地球の上で、泣き、笑い、憎み、愛し・・・。

ふと思います。「私はどこから来て、どこへ帰るのだろう」と。

製作に関わった何百人もの人達の名前が字幕でダーっと流れるのを見ながら作品の余韻に身を沈め、場内が明るくなって立ち上がったらもう客席には誰もいませんでした。

とてもとても絵がきれいです。
声優キャストもすごい。
昨年の夏に亡くなった地井武男さんの声が翁役で流れるのは、プレスコという画より先に声を録るという手法のためだそうです。

その地井さんが監督に「これは地球を否定する映画なんですか?」と問い、問われた高畑監督は「まったく逆です。これは地球を肯定する映画なんです。」と即答したという逸話がパンフレットにありました。

地球に生きる人々、「鳥、虫、けもの、草、木、花・・・」命あるものへの想いをこめて足かけ8年の歳月をかけ、世に出された作品。
「アニメ?子どもがみるものでしょ?」とおっしゃる方も、これは見逃したら損だと思います。

スタジオジブリ作品「かぐや姫の物語」
原作:「竹取物語」
原案・脚本・監督;高畑 勲




コメント
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