こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

生活保護 当事者の皆さんの声を聴く

2013-12-09 22:17:55 | 社会保障
昨日、日曜日。年末恒例、日本共産党上条条東後援会のバザー、今年も事務所はたくさんの人であふれました。

毎年のことですが、朝、私は宣伝カーで地域を一巡します。
10時にもどると、事務所の前で並んで待ってくださっている人の列。ありがたいことです。

午前中の2時間だけの店開きですが、1週間ほど、準備にかかります。
当日朝、「何かお手伝いできることがあれば・・・」と嬉しい申し出もあり、なんとか無事に終わりました。

そしていよいよ、質問の準備にかかります。

といってもパソコンの前に座るより、まずは当事者の皆さんの話を聞くこと。

私のところに相談に来られ、その後、生活保護を申請された方々に3日前に手紙を届けました。
プライバシーの問題もあり、無理にはお誘いせずに「手紙」だけですが、集まってくださいました。

皆さんに共通しているのは、「ずっと働き続けてきた」こと。
病気になって仕事をやめた方、勤めていた会社が倒産して失業した方、バイトでつないできて、だんだん仕事がなくなった方・・・といろいろですが「働き続けてきた」ことは共通。
そして、何らかの病気や健康の不安を持っておられることも共通しています。

保護を申請することで「兄弟、姉妹との関係が気まずくなった」という辛い話もありました。

「生活保護と言う選択肢が自分の中ではなかったとき、年金もないし、死ぬしかないと真剣に考えていた」というつぶやきも。

それぞれの生きてこられた人生の重みを感じます。

「生きる」ために生活保護制度を活用することを選択していただいた皆さんです。

その方たちの人間としての尊厳を守るためにも、ここに今はまだ、たどりついていない方々のためにも生活保護制度をこれ以上使いにくくしたりハードルを高くしたりしてはならない。
生活保護法は、臨時国会の最終盤に改悪が強行されましたが、憲法25条があります。

「憲法25条」を心に刻んで質問します。一般質問は明後日11日。多分午前中です。
13人の議員の質問テーマと発言順は、市議会HPでご覧ください。




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