次の寺社は生田斗真主演の映画「源氏物語 千年の謎」の
撮影が行われた岩瀧寺です。
こちらの本堂は私の大好物である茅葺屋根。
楽しみや。(^^
ただ、昨年8月の集中豪雨による災害により独鈷の滝とか見れないとか。
まぁ滝が見れないのは別にいいから、
普通に参拝出来ればいいや、って気持ちで参拝しましたが。。。
所在地:兵庫県丹波市氷上町香良613-4
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:浅山不動尊(不動明王)
創建:弘仁年間(809~823)
開基:嵯峨天皇
開山:弘法大師
札所:丹波古刹十五ヶ寺霊場
【縁起】
嵯峨天皇が住吉明神の夢のお告げに依り、
弘法大師に命じて七堂伽藍を建てたと伝えられています。
本尊不動明王は弘法大師の御作で、丈五尺六寸、岩窟内に祀られています。
岩瀧寺の奥の院には御本尊不動明王の安置されている洞窟の前に、
護摩祈願をする護摩堂がある。
岩瀧寺の古文書によれば安政5年(1858)に改築された建物であると云う。
寺の歴史に関しては天正時代の兵火により、
一山悉く焼失し詳しい資料は寺には殆ど残っておらず不明。
大正時代には精神病治療で滝治療が行われていた。
先の大戦の頃は寺も困窮した。
昭和26年初秋、河内道明寺から尼僧和田賢龍尼が当寺十三世として入山。
尼寺になるのはこの寺の歴史上初めてのことかと思われます。
そうして賢龍尼の努力と多くの信者の方々の厚い寄進に依って、
不動尊拝殿の新築、本堂、庫裏、山門、倉庫、諸堂の修復、梵鐘の鋳造し復興。
平成12年には四国八十八個所本尊仏の再建や庫裏の解放や接待によって、
親しみやすい岩瀧寺として現在に至っています。
【参道】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ce/7865ccd4faafeb1e737a00685af21494.jpg)
先は通行止みたいなんで、手前の無料駐車場に停めて歩く。
【白玉大明神】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/23/7861bfdba2960c1fca65177e9e616ea5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/74/2cb0dd337641bec0b0a7a457b8d0c934.jpg)
山でよくある雰囲気の鎮守社ですね。
【復旧工事現場】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d7/9ee7283533474d0bc2d5181475b65afd.jpg)
うわ~、これは予想以上に酷い状況ですね。
お寺は大丈夫なんだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/93/10c388f15aee0ed53e19b5fceeff1789.jpg)
参道と繋がる橋も崩落していると思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/75/c56628de687f720c24170465b79e383f.jpg)
お寺全景。
これは酷い状況です。
大規模にブルーシートで保護されていて痛々しい。
参拝が出来るかどうか、確認しに架設の橋を渡り近づく。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/71/1a9a36697101f19a8de2fe01afc973dc.jpg)
大正天皇の即位を記念して建てられたもので、
大正門と呼ばれています。
大正時代に造られたものとは思えないほど、
良い意味で古刹の歴史を感じさせてくれる門ですね。
【境内】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/0c/2b501d849225f37eb1a9a63f5a76131c.jpg)
一面に敷かれたブルーシートによって古刹の雰囲気が台無しですが、
これ以上、地盤が緩くなって崩れたらマズいので仕方ない。
【庫裏】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d1/05600ee65300a4401b3d327da50e5178.jpg)
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ef/f6c0e2cc7bce8de4a8163fc00c46a6a0.jpg)
茅葺屋根がいいですね~。(^^
こちらには観音菩薩像、愛染明王が祀られていますが、
御本尊は祀られていません。
本堂に御本尊がいらっしゃらないのは珍しい。
その御本尊は数百メートル離れた洞窟に祀られていますが、
残念ながら災害被害により行くことが出来ませんでした。(泣)
【庚申堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/f7/30d2c4bc1c06edf8b8d9889bddae53d3.jpg)
本堂裏手には青面金剛が祀られている庚申堂がありました。
【大師堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/03/4d0468c99c454fc87843233a6ee8ef43.jpg)
【賓頭盧尊者】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9e/66ae282b16f22a83b6c356f697da7e69.jpg)
【四国八十八箇所本尊佛】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/38/1c96f5e2f1a93b430d0a9d5227103c60.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/67/a90412babbed98fd36f8be3a2d784dca.jpg)
【夫婦杉】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ad/0e3b0cf80e66c7da4d461e3606ffcd69.jpg)
ここより先は全然復興が進んでおらず進む事が出来ず。
資金の問題なのか、田舎だからなのか、
復旧の速度が明らかに遅い。
もう一年近く経つのにこれでは、
完全復旧までまだまだ時間がかかりそうです。
一日でも早く復旧することを願わざるを得ない。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/1c/f248397041744cd42ee960b58df4e982.jpg)
これはいわゆる鐘楼門だったようです。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/9e/7a879ccc2e17d4b2b19ef9ce91969b7c.jpg)
庫裏横の無人の授与所で書置きをいただいた。
二種類ありましたが右肩の印が違うだけでしたので、
弘法大師の印がある方を選びました。
【アジサイ】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0c/9059751cefe3c778e196e143d0decb86.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/41/b00a858c50a41574cc93ad60fe33e424.jpg)
駐車場近くで見たアジサイ。
アジサイの美しさが救いであり、
この寺の復興を確信させてくれた。
撮影が行われた岩瀧寺です。
こちらの本堂は私の大好物である茅葺屋根。
楽しみや。(^^
ただ、昨年8月の集中豪雨による災害により独鈷の滝とか見れないとか。
まぁ滝が見れないのは別にいいから、
普通に参拝出来ればいいや、って気持ちで参拝しましたが。。。
所在地:兵庫県丹波市氷上町香良613-4
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:浅山不動尊(不動明王)
創建:弘仁年間(809~823)
開基:嵯峨天皇
開山:弘法大師
札所:丹波古刹十五ヶ寺霊場
【縁起】
嵯峨天皇が住吉明神の夢のお告げに依り、
弘法大師に命じて七堂伽藍を建てたと伝えられています。
本尊不動明王は弘法大師の御作で、丈五尺六寸、岩窟内に祀られています。
岩瀧寺の奥の院には御本尊不動明王の安置されている洞窟の前に、
護摩祈願をする護摩堂がある。
岩瀧寺の古文書によれば安政5年(1858)に改築された建物であると云う。
寺の歴史に関しては天正時代の兵火により、
一山悉く焼失し詳しい資料は寺には殆ど残っておらず不明。
大正時代には精神病治療で滝治療が行われていた。
先の大戦の頃は寺も困窮した。
昭和26年初秋、河内道明寺から尼僧和田賢龍尼が当寺十三世として入山。
尼寺になるのはこの寺の歴史上初めてのことかと思われます。
そうして賢龍尼の努力と多くの信者の方々の厚い寄進に依って、
不動尊拝殿の新築、本堂、庫裏、山門、倉庫、諸堂の修復、梵鐘の鋳造し復興。
平成12年には四国八十八個所本尊仏の再建や庫裏の解放や接待によって、
親しみやすい岩瀧寺として現在に至っています。
【参道】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ce/7865ccd4faafeb1e737a00685af21494.jpg)
先は通行止みたいなんで、手前の無料駐車場に停めて歩く。
【白玉大明神】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/23/7861bfdba2960c1fca65177e9e616ea5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/74/2cb0dd337641bec0b0a7a457b8d0c934.jpg)
山でよくある雰囲気の鎮守社ですね。
【復旧工事現場】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d7/9ee7283533474d0bc2d5181475b65afd.jpg)
うわ~、これは予想以上に酷い状況ですね。
お寺は大丈夫なんだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/93/10c388f15aee0ed53e19b5fceeff1789.jpg)
参道と繋がる橋も崩落していると思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/75/c56628de687f720c24170465b79e383f.jpg)
お寺全景。
これは酷い状況です。
大規模にブルーシートで保護されていて痛々しい。
参拝が出来るかどうか、確認しに架設の橋を渡り近づく。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/71/1a9a36697101f19a8de2fe01afc973dc.jpg)
大正天皇の即位を記念して建てられたもので、
大正門と呼ばれています。
大正時代に造られたものとは思えないほど、
良い意味で古刹の歴史を感じさせてくれる門ですね。
【境内】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/0c/2b501d849225f37eb1a9a63f5a76131c.jpg)
一面に敷かれたブルーシートによって古刹の雰囲気が台無しですが、
これ以上、地盤が緩くなって崩れたらマズいので仕方ない。
【庫裏】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d1/05600ee65300a4401b3d327da50e5178.jpg)
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ef/f6c0e2cc7bce8de4a8163fc00c46a6a0.jpg)
茅葺屋根がいいですね~。(^^
こちらには観音菩薩像、愛染明王が祀られていますが、
御本尊は祀られていません。
本堂に御本尊がいらっしゃらないのは珍しい。
その御本尊は数百メートル離れた洞窟に祀られていますが、
残念ながら災害被害により行くことが出来ませんでした。(泣)
【庚申堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/f7/30d2c4bc1c06edf8b8d9889bddae53d3.jpg)
本堂裏手には青面金剛が祀られている庚申堂がありました。
【大師堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/03/4d0468c99c454fc87843233a6ee8ef43.jpg)
【賓頭盧尊者】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9e/66ae282b16f22a83b6c356f697da7e69.jpg)
【四国八十八箇所本尊佛】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/38/1c96f5e2f1a93b430d0a9d5227103c60.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/67/a90412babbed98fd36f8be3a2d784dca.jpg)
【夫婦杉】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ad/0e3b0cf80e66c7da4d461e3606ffcd69.jpg)
ここより先は全然復興が進んでおらず進む事が出来ず。
資金の問題なのか、田舎だからなのか、
復旧の速度が明らかに遅い。
もう一年近く経つのにこれでは、
完全復旧までまだまだ時間がかかりそうです。
一日でも早く復旧することを願わざるを得ない。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/1c/f248397041744cd42ee960b58df4e982.jpg)
これはいわゆる鐘楼門だったようです。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/9e/7a879ccc2e17d4b2b19ef9ce91969b7c.jpg)
庫裏横の無人の授与所で書置きをいただいた。
二種類ありましたが右肩の印が違うだけでしたので、
弘法大師の印がある方を選びました。
【アジサイ】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0c/9059751cefe3c778e196e143d0decb86.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/41/b00a858c50a41574cc93ad60fe33e424.jpg)
駐車場近くで見たアジサイ。
アジサイの美しさが救いであり、
この寺の復興を確信させてくれた。