デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

煙管を取り付けました

2011年04月17日 20時22分58秒 | 工作実習
2011/4/17 (日曜日) 晴れ


今日は朝から工作を始めた。
いよいよスチール缶に穴を開けて煙管になる真鍮パイプをロウ付けする。
手の入りにくいところにパイプを差し込んだり、太い真鍮パイプを
薄い鉄板でできたスチール缶にロウ付けするのはとても難しそうだ。
でも、これをやり遂げなければ次へは進めない。 やるっきゃない!



↓  薄い鉄板に大きな穴を開けるの結構難しい。 ボール盤に太いドリルを咥えていきなり大穴を
    開けるのはとても危険だ。 薄い鉄板にドリルが食い込んで材料が振り回されてしまうのだ。
    小さな穴をたくさん開けて切り開く方法で大穴を開けた。  



↓  底の穴も開けた。



↓  先ず試しに短いパイプを取り付けてみた。 何とかうまくいった。





↓  残りの穴も全部開けた。





↓  いよいよロウ付け開始だ。  相当難しいだろうと覚悟して取り掛かった。   



やっぱりこのロウ付け作業はとても難しかった。
ガスバーナーで缶の外からパイプの接続部を熱するのだが、缶の内部にパイプの
残りの部分があって熱を吸収してしまうのでなかなか加熱されない。
いくら炙っても銀ロウは溶けない。
スチール缶の薄い鉄板は真っ赤に焼けている。 こちらは熔けてしまいそうだ。
バーナーのガスはあっという間に無くなって炎が弱くなってしまう。
ボンベの交換を何回もしなくてはならなかった。
何だかんだ苦労しながらやっとロウ付けを終わらせた。

(この間は真剣に真面目に作業したので写真は撮りませんでした。)



↓  煙管の真鍮パイプをロウ付けしたスチール缶。 正面から見たところ。



↓  その内部。 これが煙管だ。 このパイプの中を炎の熱いガスが流れて水を熱する。(筈です・・・)



↓  スチール缶の底。 このパイプの入り口から炎の熱気が入っていく。(筈です・・・)




昨日の構想ではスチール缶の中で煙突に接続して缶の上部から排気するつもりだったが、
そんな複雑なことはとても無理だと悟った。
そこでやっぱり缶の前面から排気することにした。





一番の難関は何とかクリアーできた。
明日は給水口や蒸気パイプを取り付けよう。


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(模型)機関車用ボイラーの工作開始

2011年04月16日 21時02分24秒 | 工作実習
2011/4/16 (土曜日) 晴れ


スチームエンジンの工作を始めてからかれこれ半年が経つ。
雪降りの凍えるような寒さもいとわず、工作を続けて
やっと模型機関車に乗せられそうなエンジン3号が出来上がった。
ところがボイラーは炙り釜式の非力なものしか作っていない。
スチームエンジンに強力な力を出させるには、どうしても強力な
ボイラーが必要だ。
なんたってボイラーは力の源だからね。
そして、機関車に乗せるボイラーは小型でなくてはならない。
小型で、馬力のあるボイラー工作は難しそうだ。
でも、ここまで来たからには後には引返せない。
何とか工夫しながら作ってみよう、とボイラー工作を始めた。



↓  釜にするスチール缶に合わせて寸法図(「設計図」なんて恥ずかしくて言えません)を書いた。



↓  真鍮パイプを切り出した。     曲げてロウ付けしやすいように新しい工夫をしてみたが
    うまくいかず、結局いつもどおりに切り落とした。



↓  切り口がぴったり合って隙間ができないようにヤスリで整形した。



↓  ロウ付けのとき動かないように針金で固定した。 ところが・・・・・



↓  ガスバーナーで加熱したら少し歪んで隙間ができてしまった。 苦労しながら何とか完了。



↓  二つ目はもっと悲惨な目に。 大きな隙間が出来てこのままではロウ付けは無理だ。
    金槌で叩いて、隙間を少なくして薄い板を挟んで何とかロウ付けした。  おかげで
    切り口が歪んでまん丸ではなくなってしまった。 後の工作に影響するなぁ・・・



↓  今日の成果。 今まで作っていた直角パイプは直径5mmのこんな小さなもの。 
    今回は直径19mmだからとても大きい。 大きいものは加熱が難しくて大変苦労する。




工作中にボイラーの形を変更することにした。
最初は釜から出たパイプを結合して煙突に導こうと思ったが、
これは結構難しそうなので、釜の中でパイプを結合して
釜の中から煙突を出すようにした。 果たしてうまくいくだろうか・・・・





背の低いアルコールランプ(「低床アルコールランプ」何て言っちゃって・・・)は
燃え芯部分とアルコール燃料部分を分離してその間をパイプで繋いで燃料補給をする、
というものを考えている。
これも果たしてうまくいくかどうかわからないけど、「やってみなくちゃわからない」だよ。
何でも実習生は何でもやってみるのです。

今日の工作はここまで。


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いよいよ機関車工作に取り掛かります・・・

2011年04月15日 21時37分10秒 | 工作実習
2011/4/15 (金曜日) 晴れ


スチームエンジン3号が何とか完成した。
手持ちの炙り釜ボイラーでも、秒5回転で回ってくれる。
フライホイールを指で押さえてみるとまぁ、まぁ、の力を感じる。
これなら多分レールの上を、どっこらしょ、と動いてくれるだろう。
だけどこの炙り釜はあまりにも図体が大き過ぎる。
もう少し小型で力が出るボイラーを作ることにした。


↓  スチームエンジン3号の回転数チェック。 5.3回転/秒で回ってくれる。



機関車に乗せるボイラーはもうちょっと小型で力がでなくてはならない。
いろいろなサイトに掲載されている製作記事などを参考にして、こんな
ボイラーを作ろうと思って今日、材料を仕入れてきた。



↓  炙り釜の中にパイプを通してその中に燃焼ガスを送り込み、水を加熱する。
    今までの炙り釜では折角の熱もほとんど外に逃げてしまい、もったいない。
    これで少しは力強い蒸気がわくかな!?



↓  ボイラーの釜にするスチール缶。 缶を自作するのは難しい(前回懲りた)ので
    市販のスチール缶で間に合わせようと思っている。



↓  太い缶だとこんな感じだ。 



↓  細長い缶だとこんな感じ。 



まだ出きるかどうかもわからない機関車がレールの上を走る姿を想像して
ニヤニヤしてしまった。
(これでは、「オレってバカだなぁ・・・シリーズ」になってしまう)
もし、これが失敗して挫折したらどうしよう・・・
いや、いや、そんなことにならないように頑張ろう。





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実習生式スチームエンジン3号を完成させました

2011年04月14日 21時14分15秒 | 工作実習
2011/4/14 (木曜日) 晴れ


昨日組立てが終わって一応動くようになった実習生式スチームエンジン3号は
ちょっと具合の悪いところがあった。
左右の2気筒で動いているのに後から作った左側のエンジンが力不足なのだ。
実はこの左側エンジン用のピストンには以前2号の大きなピストンを作ったときに
削り過ぎて失敗したピストンを小さく削り直して使ったから偏心していて、
隙間が大きくて蒸気の漏れが大きいのだ。
一日も早く動かしてみたくて、この辺を承知しながら工作を進めていたが、
やっぱり気になって、作り直した。
今日は治具を工夫して慎重に作業して完璧なピストンを作ってみた。


↓  手作業でヤスリでゴリゴリ削って作るピストンはなかなかうまくできない。
    ほとんどが偏心していたり、歪んでいたり、傾斜していたりする。



今までいくつもピストンを作ったので大体のコツは掴んだつもりでいる。
そしてその中でも問題なのは偏心と傾きだ。
これはシリンダーの中での動きがスムーズに行かないのでどうしても小さく削って
しまう。 そうするとスカスカで使い物にならなくなってしまう。

今までは偏心を避けるためにセンターポンチの跡を残すために穴あけは最終工程に
入ってから(ボール盤ロクロに咥える直前に)行っていた。
そしてボール盤ロクロに咥えてヤスリで削って丸く仕上げていたのだ。
このときはピストンはロクロ用の心棒に取り付けている。
やがて規定の大きさに仕上げたピストンをロクロ用心棒から取り外して、
本番用のピストン棒に取り付けてシリンダーに収めると言うわけだ。

このピストンを取り外したり、取り付けたりが偏心や傾きを生じてしまうのだ。
だから今日は治具を工夫して、最初からピストン棒に取り付けたまま工作する
方法を実行してみた。



↓  ピストン棒が取り付けてあるので丸く削るための円を描くコンパスは使えない。
    そこでこんな治具を使って真円を描いた。  



↓  その描かれた円を案内にしてヤスリで削っていく。 ピストン棒は傾きがないように取り付けてある。



↓  ピストンの円周に墨(マジックインキ)を塗り、治具にセットして偏心をチェックする。
    墨に傷が描かれたところは膨らんでいるのでヤスリで削っていく。



↓  こんなことを何度も何度も繰り返してまん丸に仕上げていく。 全円周に一様に傷が描かれれば
    ほぼまん丸と言うわけだ。  



↓  ほぼまん丸に仕上げたらボール盤に加えて回転させ(ボール盤ロクロ)ヤスリで削っていく。
    何度も何度もシリンダーに当てて削り過ぎないように細心の注意が必要だ。



↓  途中で何度も偏心していないかをチェックする。 虫眼鏡も使う必要がある。



↓  これで完璧なピストンが出来上がった。  蒸気漏れも少なくなったはずだ。



↓  昨日より大分力が出るようになった。
    小さな機関車をモッタリ、モッタリ・・と走らせるぐらいはできるだろう・・・と思う。



↓  この痛々しい手をみてください・・・ アカギレが痛くて「バンソウコウ」を貼って作業です。



ネジをつまんだり、無理やり回したり、サンドペーパーを掛けて仕上げたり、
右手の親指は酷使するので爪との境には深いアカギレができてしまい、なかなか直らない。
何かにぶつかったりすると涙が出そうなほど痛い。
バンドエイドなんか貼ったってすぐ取れてしまい、役に立たない。
こんな話をしたら友人が「バンソウコウを貼るといいよ」と教えてくれた。
それ以来、バンソウコウのお世話になっている。
ただ、親指にバンソウコウを貼ると細かい仕事がしにくくなるのが困る。
だからなるべく、爪との境(アカギレ患部)にだけ貼るようにしている。

普段の生活でも右手親指のアカギレは不便なものだ。
モノに触れると痛くてシャツのボタンも締められないほどだ。
痛いよー、痛いよーと騒いでいると・・・

「工作してるときは痛くないのにねぇ・・・・」

お代官さまからはにべも無い返事が・・・・ あぁ、甘えた自分がバカだった。

さぁ、明日からは機関車に乗せるボイラーの工作を始めよう。





 










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実習生式スチームエンジン3号を組み立てました

2011年04月13日 21時16分23秒 | 工作実習
2011/4/13 (木曜日) 晴れ


昨日出来上がったスチームエンジン3号の部品を組み立てた。
組み立て台は2号のものを使った。
こうしてみると3号というよりも「2号改」と言う方が適切かもしれない。
まぁ、そんなことはどうでもいい。
2号と3号ではシリンダーの太さが全然違う。(3号は細い)
取り付け金具を作り直さなくてはならない。
結構時間がかかってしまった。


↓  いよいよ3号の組立て開始だ。 今までスチームエンジン2号を乗せていた組立て台を使うので
    2号のシリンダーやすべり弁などうを取り外した。



↓  シリンダーのサイズが全然違うので取り付け金具はほとんど作り直しだ。



↓  材料はアルミだから工作は簡単だ。 真鍮に比べると飴のように柔らかい。



↓  左右のシリンダーを取り付けたところ。



↓  すべり弁を取り付けて動き具合を確認した。



何だかんだといろいろてこずり、思わぬ時間がかかってしまった。
毎度おなじみの市役所が流す放送が聞こえてきた。

♪ 夕焼け小焼けで日が暮れて・・・・ のメロディとともに
「良い子のみなさん、もうすぐ日が暮れます。 車に気をつけてお家に帰りましょう」

あれー、もうこんなじかんかぁ・・・
後もう少しで組立てが終わるんだけど・・・・ 
よーし、今日は悪いおじさん(本当はおじいさんだけど、かっこ悪いから“おじさん”に)
になってもう少し“お外”にいよう。

「まだ、やってるの! もう5時過ぎたよ!」

当然、お代官さまはご立腹だ。
「へーい、もうすぐ終わりにします・・・・」




↓  夕食後の自由時間。 3号の運転テストだ。  まずすべり弁のタイミング調整。



↓  蒸気供給チューブを接続してテスト開始だ。



↓  強力アルコールランプの燃え芯の長さは約1cm。 今までのテストに比べたら弱火だ。



↓  まずまずの回転だ。 秒5回転ぐらいかな・・・



↓  もっと弱い火力にしてみた。 燃え芯の長さは7mmぐらい。



↓  これでも回ることは回ってくれた。 ただし回転数は秒3回ぐらい。 当然力は弱い。




これから作ろうとする機関車にはそんなに大きなボイラーは乗せられない。
弱い火力でもぐるぐる回ってくれるエンジンが必要だ。
もう少し研究してみよう。


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左側用すべり弁が出来上がりました

2011年04月12日 20時27分52秒 | 工作実習
2011/4/12 (火曜日) 晴れ


先日から工作していた左側用すべり弁が出来上がった。
この横型すべり弁は今回で2個目なので少しは手際よくできたと思う。
でも、性能はテストしてみないとわからない。


↓  曲げ工作しやすいように2つに分けて作ったものをリベット止めしてハウジング(ケース)を
    組み立てた。    



↓  ハウジングの底面。 ここに穴を開けて蒸気供給パイプを取り付ける。



↓  この穴の間隔は正確にしなくてはならない。  慎重に穴あけした。



↓  蓋を取り付けるフランジ(鍔)は平角板をロウ付けして作った。 



↓  最近はロウ付け作業も大分慣れて小物部品はほとんど失敗しなくなった。(大物はまだまだ・・・)



↓  出来上がったすべり弁部品。



↓  部品を取り付けて蒸気が漏れないように半田付けした。 これが結構大変な作業だ。



↓  夕食後の自由時間!  ゴムパッキンを作って調整作業をした。



↓  出来上がった左側用横型すべり弁。



実習生式スチームエンジン3号の左側ピストンのセットが出来上がった。
明日は組立てだ。
うまく動作してくれるだろうか?!


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カタクリの花とシロハラのシロー君

2011年04月10日 23時42分02秒 | 野鳥撮影実習
2011/4/10 (日曜日) 晴れ


庭隅のカタクリの花がやっと開花した。
植えてある場所は日当たりが悪くカタクリには可哀そうだ。
もうずうーっと以前、通勤電車の中で知り合った方から球根を頂いたものだ。
球根は5個頂いたがちっとも増えない。
だけど毎年、3つか4つぐらい花を咲かせてくれる。
今庭に姿を見せる野鳥はシロハラだけになってしまった。
今日はこのシロハラのシロー君に演技をお願いした。









日当たりが悪いこの場所はすぐ日陰になってしまう。
するとカタクリは花を閉じ始める。
撮影するタイミングはわずかしかないのが残念だ。


    カメラ: CANON EOS-7D + EF70-300mm f/4-5.6 IS USM
    レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施
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片側だけでテストしてみました

2011年04月10日 22時34分15秒 | 工作実習
2011/4/10 (日曜日) 晴れ


今日は横型のすべり弁を作る予定だったけど、新しく作ったシリンダーと
すべり弁から出る蒸気パイプの接続方法やテストベンチへの取り付け方を
確認しないと先へ進めないと思ったので、とりあえず片側だけのピストンを
取り付けていろいろ試してみた。



↓  スチームエンジン2号のピストンを取り外して新しいピストン(3号)を取り付けた。
    シリンダーを止める方法やすべり弁からの蒸気パイプをどうやって接続するかを
    いろいろ試行錯誤しながら作業を進めていった。



↓  クランクの位置からピストンの動きを想像してすべり弁の動作を調整した。



↓  すべり弁駆動棒の長さを細かく調整できるようにした。
   これですべり弁ハウジングを動かさずに調整できるようになった。(新工夫です)



突然、玄関脇の小窓が開き、お代官さまの声が・・・・

「そんなことばかりしていないで、選挙の投票に行ってきなさい!」

えっ、選挙なんてあるのぉ?
あぁ、そういえばこの間、何だか選挙カーみたいな車がきて何か演説してたなぁ・・・
いったい何の選挙なの?  へぇー、県会議員の選挙なのかぁ・・・
まぁー、投票は国民の権利だから行って来るけど、議員もしっかり仕事をして欲しいよ。
こんな時ばかり「お願いしまーす・・・」何て愛想を振りまいちゃってさ・・・・
こっちこそ、将来が安心して暮らせるように「お願いしますよぉ!」だ
桜並木の満開の桜を眺めながら投票所に行って投票を済ませてきた。
投票所はがらがらだった。  感心が無いのはオイラだけじゃないみたいだ。



↓  3号の蒸気配管の様子。 2号のときよりすっきりしたと思う。





↓  夕食後の自由時間。  早速テスト運転だ。


↓  結構早く回転する。 調子よく順調に回転を続けてくれた。



↓  もう一つのピストンを並列に接続した。 やっぱり回転は弱くはなったがよく回る。



↓  並列のピストンへの蒸気を止めてみると圧力が上がって回転力は回復する。



シリンダーの取り付け方法やすべり弁からの蒸気パイプの取り回しはこれでOKだ。
明日は横型すべり弁を作って2気筒で動くようにしよう。


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やっとピストンが二つできました

2011年04月09日 19時31分02秒 | 工作実習
2011/4/9 (土曜日) 雨


3日前にスチームエンジン3号の工作を始めた。
最初に左側のシリンダーとピストンを作ったが、これは案外順調に工作できて
空気漏れが少なくてスムーズに動作するものができた。
次に右側のシリンダーとピストンを作ったがこれがなかなかうまくいかない。
どうしてもピストンがスムーズに動かない。
シリンダーの中をスムーズに動くようにピストンの外周を削っていくと、
こんどは隙間が大きくなって空気漏れでスカスカになってしまう。
これじゃーダメだ・・・ またピストンを作り直しだ。
丸いピストンを手で削って作るのは容易なことではない。
いくらまん丸に削ったようでも歪んでしまう。
それにピストン棒に取り付けるとき、中心に取り付けたつもりでも少し偏心して
歪んでしまう。
シリンダーに使った真鍮パイプもまん丸ではないみたいだ。
こんなわけでシリンダーの中をスムーズに動くピストンを作るのはとても大変だった。
もういい加減なところで妥協しておこう。


↓ ピストンをまん丸にしたつもりでも、ピストン棒に取り付けるとき偏心してしまう。
   こんなゲージを作って偏心をチェックした。



↓  やっとできあがった左右のシリンダーとピストン。



続いてすべり弁の工作に入った。
材料を切り出して箱型のケース(ハウジング)を作るのだ。
箱を作るには材料を曲げなくてはならないがこれがなかなか難しい。
しかし工作を始めて何回も失敗したおかげで少しはコツを掴んだ。


↓ 厚い鉄板に挟んでシャコ万力で押さえて金槌で叩いて曲げていく。





↓ 一枚の板を曲げて箱を作るのは無理なの2つに分けて後で組み立てるようにした。




今日は雨降りで暗い。 
特に車庫の隅の作業場は暗くて細かい作業はできない。
今日の工作は早めに切り上げた。


おまけ

部屋の中で組み立てたシリンダー・ピストン。


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ジョウビのとみちゃんが故郷へ・・・・・

2011年04月07日 19時59分42秒 | 野鳥撮影実習
2011/4/7 (木曜日) 晴れ


毎日、庭に遊びに来ていたジョウビタキのとみちゃんが昨日から姿を見せません。
もう、故郷の北の国へ帰ったのでしょうか・・・
ひょっとしたら今日あたりはまた遊びに来るかな? なんて庭ばかり見ていました。
やっぱりとみちゃんは来ませんでした。
何かほっとしたような、寂しいような気持ちです。


↓  2月9日、庭にやってきたジョウビタキにミルワームを投げてあげました。
    何かとても馴れているようですぐミルワームを見つけておいしそうに食べました。
    このジョウビタキは前にもやってきたジョウビのとみちゃんでした。



以来、毎日庭にやってきておやつを食べたり、いろいろ演技をしてくれたりで
実習生を楽しませてくれました。


↓  とみちゃん、今期最後の演技。 (4月4日撮影)




↓  旅立ちの日、お気に入りの金木犀の枝に止まって。 新芽がこんなに伸びた。 (4月5日撮影)



↓  水浴びをしていた。 汚れを落としてさっぱりして旅立ちだね。





↓  羽繕いの後、何だかまったりして眠そうだった。 あれー、とうとう寝ちゃったよ。



↓  とみちゃんの瞼はこんななんだね。  可愛い寝顔だよ。



↓  ふと、我にかえってあたりをきょろきょろ・・・・




↓  新芽が伸びたカシワバアジサイの枝に止まって何か名残惜しそうに・・・・



月日は流れてもう4月、春真っ盛りのこの頃、陽気もよくなったのに、こんな庭に
毎日来ておやつをねだっていて、故郷に帰れるのだろうか? と、心配していましたが
やっぱり賢い野生動物、飛び立つ時期はちゃーんと心得ていました。
とみちゃん、長い間いろいろ楽しませてくれてありがとう。
またこの冬に遊びに来てね、待ってるよ。
途中、気をつけて帰るんだよ・・・・それじゃー、元気でね。 

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