デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

新年初工作は三脚の修理でした

2018年01月07日 18時48分19秒 | 工作実習


2018/01/07(日曜日) 晴れ


正月も七日になった。
今日は松飾を取り外して、正月気分も今日まで・・・というわけだ。

さて我が家には今、ジョウビタキという野鳥とモズという野鳥が遊びにきている。
ジョウビタキは秋から春まで日本で過ごして暖かくなったら生まれ故郷の大陸に
帰っていく″冬鳥(フユドリ)″だ。
モズは一年中日本で生活している普通の野鳥だ。(留鳥(リュウチョウ))
両方ともさして珍しい野鳥ではないが、なかなか庭には飛んでこない。
野鳥が大好きな実習生は毎日、餌をあげて可愛がっている。
野鳥も餌をくれる人間はわかるみたいだ。
オイらの姿をみると、近寄ってきて餌を催促する。

「野鳥には餌をあげないこと」とは言われているが、せめて餌が少ないこの時期、
無事に冬を乗り越えられるように手助けをしてあげたい。


ジョウビタキのメス。 スズメよりちょっと小さいかな? くりっとした丸い目が可愛い。



モズのメス。 スズメよりは大分大きい。 
「小さな猛禽」と言われていて、気性が激しく縄張りに侵入してくる相手を容赦なく撃退する。


この可愛い野鳥を撮影するのがまた楽しい。
今日も朝から野鳥を相手に遊んでいたが、三脚が故障してしまった。


脚の長さを調節していたら突然1本の脚が固まってしまった。


″INDURO″というメーカの三脚でもうだいぶ長いこと使っているが、
固まってしまったのは初めてだ。
まぁ大して高価な三脚ではないので惜しくもないが、また新たに買うのも
細々年金暮らしの身にはちょっと・・・・・
何とか直してみよう。


固まった脚を力いっぱい引っ張って外した。 


脚にはこういう部品が取付られていた。







高さ調節後脚を固定する仕組みはこんな感じだった。



この白いプラスチックの部品は正常時には外側筒の基部(下端)にぴったりと収まっていて
そこから下には飛び出さないようになっている。
しかし今回は何かの拍子にそこから飛び出してしまい、脚を縮めるときに締め付けグリップの
強い力で外側筒の基部に押し付けられて変形してしまったんだろう。

そんなことを考えているとき作業場所のすぐそばの梅の木にモズがやってきてこちらを見ている。


そこを離れて様子をみているとモズが飛び降りてきた。


「ふーん、修理しているの?」



おやつが欲しくなったんだろう。 おやつを撒いてあげたら飛んで行った。


まだ修理は終わらない。

脚を縮めるときには締め付けグリップを緩めて内側筒を内部に挿入するのだがこのとき、
締め付けグリップを「ぐるぐる回し過ぎて」大きく下げてしまったのかも知れない。
これで隙間が大きくなってプラスチック部品が外に飛び出してしまったんだろう。
それに、三脚脚との摩擦が大きくなって脚を伸ばした時に引きずられて外に飛び出したの
かも知れない。

三脚の脚(カーボン繊維を筒状にしたもの)に555を吹き付けて拭き取り滑りを良くした。
これで何とか修理できた。
三脚は調子よく伸縮できるようになった。

またモズがやってきた。


「ふーん、直ったの・・・・ 」



「良かったね・・・早くおやつをちょうだい!」



OK、OK、三脚を買わずに済んだからおやつはたっぷりあげるよ。
モズ嬢も喜んでいた。

三脚を伸縮させるときに締め付けクリップは必要最小限に回すことが肝要だ。
やたらとグルグル回してグリップを大きく移動させると隙間が大きくなって
外側筒と内側筒にピッタリと収まっているプラスチック部品が飛び出して
しまうことがあるのだ。
これからは十分注意しよう。

こんなわけで新年初工作はモズと遊びながらの三脚の修理だった。

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