デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

グラインダーの初仕事

2012年01月23日 19時36分57秒 | 工作実習
2012/1/23 (月曜日) 曇り



先日、工作の材料を仕入れに行ったとき、陳列棚に飾ってあった
グラインダーに目が行き、思わず衝動買いしてしまった。
今までは丸い部品や形を整える部品はヤスリでゴリゴリ削って
作り出していたが、今度はグラインダーで簡単に削れるだろう・・・・

と、思っていたが、今日、縦型スチームエンジン2号用のフライホイールを
作るとき、初めて使ってみて思ったほどの威力は無いものだと感じた。



↓  2号用のフライホイールは厚さ3mmの真鍮板を切り取って作る。 直径は40mmだ。



↓  角張った板を丸くするにはグラインダーで削れば簡単だ、と思っていたが・・・



↓  フライホイール素材を押し当てるとグラインダーは回転が弱くなって止まってしまう。



このグラインダーは力が弱い。
厚さ3mmの真鍮板を丸く削ろうと砥石に押し当てると
砥石は回転が段々と遅くなっていき、ついには止まってしまう。
そこで軽く当てて削っていくのだが、とても時間がかかる。
こんならヤスリで削った方が余程早い。


↓  角ばった角はヤスリでゴリゴリ削って丸く整形していった。 この方が余程早い。 なんてーこった・・・



↓  丸く仕上げるときはグラインダーは便利だ。 ただし、材料は摩擦熱でとても熱くなる。
    素手では持てないほどだ。 バケツに汲んだ水で冷ましながら削っていく。



↓  やっぱり最後は手作業で真ん丸く仕上げなくてはならない。 



↓  真ん丸く仕上げたフライホイール。  後でボスを取り付けて完成だ。



このグラインダーは回転数が可変でアダプターを取り付ければ
リューターとしても使えるようになっている。
リューターは工作で便利に使えそうなので思わず買ってしまったが、
グラインダーとしてはもっと力の強いものにすればよかった。
まぁ、値段が値段だから多くは望めないけど・・・・・


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピストン弁の工作を始めました

2012年01月23日 19時15分57秒 | 工作実習
2012/1/23 (月曜日) 曇り


いよいよ最後の難関、ピストン弁の工作を始めた。
縦型スチームエンジン2号のピストン弁はストロークは10mmだ。
ピストン弁に取り付ける蒸気パイプや排気パイプは直径5mm(内径4mm)の
真鍮パイプだから、ストローク10mmがぎりぎりだ。
そしてピストンは直径8mmで厚さは5mmと、とても小さい。
このピストン弁を手作業で作るのは容易ではない。



↓  ピストン弁のピストンになる部品。 直径8mmのパイプを厚さ(高さ)は5mmに切り出す。



↓  パイプの周囲に高さ5mmの線をトースカンで罫書する。 



↓  罫書線を目安にサンドペーパーで5mmの高さに削る。  



↓  周囲が同じ高さに平らになるように注意して削る。 時々ノギスを当ててチェックする。



↓  削り終えたピストン弁の部品。 この中を細いパイプで埋めてピストンにする。(バウムクーヘン式)



もう3時過ぎだ。 ピストン弁工作をこれ以上続けても中途半端になってしまう。
この続きは明日にしよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする